ロサンゼルスを拠点に活動しているキャスリーン・ウィテカーによる作品。

何かのパーツのような佇まいをしているけれども、それが耳にぶら下がっている姿は面白く、替えって目を引く。キャスリーンらしいウィットに富んだ発想が感じられるピアスです。永らく廃盤になっていましたが、2023年に復活。

線がとても細く華奢な印象のピアスですが、身につけるとさりげなく存在感を放ってくれます。
毎日、身につけたくなるような気軽さが魅力。

キャスリーン・ウィテカーはニューヨークで育ち、その後ロサンゼルスへの移住を機に自身の活動をスタートします。

キットのように好きな形を組み合わせて楽しめるイヤリングから始まった彼女のデザインは、ジュエリーでありながら自由で、ファッションの軽やかさを持ち合わせており、ひときわユニークな位置を確立しています。

14金を使った幾何学的なモチーフから、天然石をダイナミックに削り出したシリーズ、直線的な美しさと有機的なフォルムを融合させたものまで、繊細さと大胆さを併せ持つそれらは、ジュエリーとしての魅力もさることながら彫刻作品のような佇まいを感じさせます。