ライフスタイルメディア「キナリノ」内の連載記事でも、こちらのバッグについて出会いから語っております。是非こちらもご覧ください。
トート持ちができて、肩掛けや斜めがけもできるショルダートートです。
まず驚くのは、手に取ったときのその軽さ。
たっぷり大容量なトートバッグでありながら、わずか300gに満たないという驚きの軽さです。
素材は、空気のような軽さとコットンのようなマットな表情をもつ「VECナイロン」。
特殊加工によって生地目が詰まっているので薄手ながら強度も高く、ドライな手触りが特徴的です。
置くと自立するほどハリのある素材ですが、湿度の高いシーズンや場所では、程よくしなやかに変化するところも面白いところです。
コットンキャンバスは艶のないマットな表情が魅力だけど少し重い。
ナイロン素材は軽くて扱いやすいけど艶が少し気になる。
そして多くは生地にハリを出すために裏にアクリルやPVC加工をするから数年使うとどうしても剥離してしまう。
頭の片隅にずっとあった以上のようなことを解消してくれる、この「VECナイロン」との出会いは、ブランドにとってとても重要なことでした。
また、環境に配慮して染色したファブリックということも大切なポイントで、グレーは竹炭をベースに、ホワイトはお米のもみ殻をベースに染めています。
外側のサイドにもポケットが1つあるのも特徴的です。
デザインポイントにもなっていますが、バッグを肩に掛けながら取り出しやすい位置にあり、
すぐに出し入れしたいもの(例えば、携帯やハンカチなど)の収納にもとても便利です。
マチもあるので、ペットボトルも入ります。
ネームは、グレーのベロアレザーによく映える白いラバーを一点一点手作業でディップしており、可愛いワンポイントです。
白いラバー部分は、斜めになっているもの、真っ直ぐなもの、ポッテリとしているもの、少し気泡が入っているもの、少しいびつなものなど様々で、同じものがありません。
ランダムにこちらでお選びしますので、商品の特徴としてご理解ください。
ハンドルにはデザインと強度を兼ねて7本のステッチ。
ボトムのハカマ部分の生地は2重になっているので安心です。
バッグ本体は非常に軽量ですが、強度についても充分に考えられています。
定番のグレーと、爽やかなホワイトの2種類からお選びいただけます。
ホワイトは真っ白ではなく、ほんの少し黄身がかった柔らかい色合いになります。
どちらもユニセックスで使えるデザインで、普段使いはもちろん、しっかりとした収納力のあるサイズ感ですので、レジャーや旅行時にも活躍するバッグだと思います。
ANUNFOLDは、シスター・コリータ・ケントのセリグラフのタイトル『AN UNFOLDING』から。
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All our progress is an unfolding like the vegetable bud, you have first an instinct, then an opinion, then a knowledge, as the plant has root, but and fruit.
Trust the instinct to the end, though you can render no reason. It is vain to hurry it. By trusting it to the end, it shall ripen into truth and you shall know why you believe.
Ralph Waldo Emerson
すべての進歩は、野菜のつぼみのように展開することです。最初は本能、次に意見、そして知識を得ます。それは、植物に根が張り、つぼみができ、果実ができることのように。
理由はありませんが、本能を最後まで信じてください。急いでそれをするのは無駄です。本能を最後まで信頼することによって、真実に熟し、あなたが信じる理由を知るでしょう。
ラルフ・ラルド・エマーソン
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ANUNFOLDを持つ人の人生が、しっかりと根が張り、つぼみができ、果実ができるように。そして循環していくように。 そんな願いを込めています。
- カテゴリ
- ファッション > 鞄・バッグ > トートバッグ
- サイズ
- W33 × H36 × D20 cm、ショルダーの長さ 約85cm、 重さ 290g
- 素材
- NYLON100%
- 原産国
- made in Japan
ANUNFOLDの “Uロゴ” はグラフィックデザイナー 小林一毅さんがデザインしたもの。