高温多湿な日本の夏、悩ましいのは「汗問題」ですよね。パンツを選べばムレやすいし、スカートだと足汗が伝ったり、座った時に汗だくの内腿が合わさるととても不快なものです。

そんな夏の汗にまつわる悩みを解決してくれて、汗取りインナーとしてはもちろん、パジャマやルームウェアとしても活躍するアイテムがあったら。そんな思いから開発したのが、当店オリジナルの「高島ちぢみの汗取りもんぺパンツ」です。

表面に特徴的なシボ（凹凸）を持つ高島ちぢみは吸汗速乾に優れており、肌離れも麻のように良くサッパリとしています。着るだけで蒸れずに涼しくて、一度穿くと「もう脱ぎたくない」と感じるほど快適。


テーパード型の8分丈で膝下もスッキリとしたデザインなので、1枚でパジャマやルームウェアとして穿くも良し、ロングスカートの汗とりインナーにも良しと、万能な一本です。

高温多湿な日本の夏を快適に過ごすには、大切なポイントがあります。

まず、人は体温が上がると、汗をかきます。その汗が乾くことで気化冷却が起こり、体が冷えて涼しくなるというサイクルなんですね。しかし、高温多湿の環境では、肌や衣服が乾きにくいため、気化冷却がスムーズに行われません。

そこで、衣服の素材が重要になります。どんな素材がいいのかと言うと、第一に通気性が高いこと。第二に汗を吸い、早く乾くこと。第三に肌触りがサラッとしていること。この3つの条件を満たしているのが、江戸時代から作られている滋賀の伝統織物の「高島ちぢみ」です。

高島ちぢみの特徴は、生地表面に「シボ」と呼ばれる凹凸があること。シボとは、緯糸の撚りの回数を通常の平織りの2倍以上ひねることで生まれる、生地の凹凸のことです。このシボがあることで、お肌と生地の間の隙間が多くなるので、肌離れや風通しが良いんですね。

さらに、吸湿性が高く、凹凸があり表面積が多い分、放湿力や風通しも良く、涼しく感じるという訳です。


また、シャリ感があって麻のようにさっぱり爽快な着心地や、薄手で軽いのも嬉しいところ。高温多湿な日本の夏でも、汗によるムレやべたつき・貼り付きといったストレスなく、涼しく快適に穿いていただけます。

綿100％の織物と聞くと「ストレッチ性がなさそう」と心配に思われるかもしれません。でもこちらには、上の画像のようにとてもよく伸びます。理由は、緯糸に撚りの強度を高めた強撚糸を使って大きく織った状態の生地を、加工で縮めているから（高島ちぢみ特有の「シボ」もこの過程で生まれるものです）。


その為、綿100％の織物なのに、締め付け感も突っ張り感もないので、パジャマとして着た時も寝返りしやすく、とても着心地が楽ちんです。

以前、同じ高島ちぢみの生地を使った「もんぺ」をパジャマやルームウェアとして穿いていました。あまりにも涼しくて着心地が良く「もう脱ぎたくない！」と思い、穿いたままロングスカートを重ねて外出してみたところ……汗取りもしてくれるからまとわり付く不快感もないし、透け感対策にもなるしと、とても快適なことを実感。

汗をよく吸い、すぐ乾き、暑い日でもサラッサラ。薄くて軽いので、インナーとしてもとても優秀なことを体感し、夏はもちろん秋以降も着倒していたのです。

そんな経験と、「高島ちぢみの長めのパンツが欲しい」というつかい手の方から声をお寄せいただいたこともあり、ぜひスタイルストアのお客様にもこの快適さを体感いただきたい！という思いから作ったのがこちらのパンツです。


一般的なもんぺは裾にかけてすぼまっていくテーパード型が多いのですが、膝下をストレート気味にして、より足にフィットして汗を吸いやすいように、かつ一枚で着ても膝下がきれいに見えるように仕上げました。

スカートの生地の薄さにもよりますが、ライトグレーは基本的に白色のスカートと合わせても透けにくいと思います。ちなみに、パジャマのライトブルーグレーとは少し色味が異なり、汗取りもんぺパンツは青味がない薄いグレーです。

高島ちぢみは一般的に割と「THE・和」という色合いのものが多いので、洋風なお部屋で過ごす時のルームウエアとしても違和感がないように、当店オリジナルのベーシックな単色に染めていただきました。

テーパードシルエットだから、ゴミ出しくらいまでは1枚でまかなえる万能さ。また、薄手（1枚で穿いた時に透けない程度）で非常に軽くて折りたたむとコンパクトになる為、ジムなどへの持ち運びもしやすく、洗濯してもすぐ乾くので、旅行のお供にもおすすめです。ライトグレーの場合は、下着の色が濃いと透ける場合がありますので、もし1枚で穿く場合は響きにくい色を着ていただくと良いと思います。

サイズはMとLの2サイズをご用意しています。7～9号体型の方はMサイズ（11号よりの9号の方は、ぴたっと穿きたい場合はM、ゆるめに穿きたい場合はLがおすすめです）、11～13号体型の方はLサイズがおすすめです。

Mを着用した場合、着丈は
・身長153cm・7号体型のモデルの場合、10分丈
・身長160cm・9号体型のモデルの場合、9分丈
・身長167cm・9号体型のモデルの場合、8分丈～9分丈（上の画像では腰履きしてるので9分丈に見えますが、実際は8分丈～9分丈です）
くらいです。

寝ても覚めても脱ぎたくないから、脱がずにすむように作られた、汗ばむ季節に手放せなくなるボトムス。夏はもちろん、秋が終わるまで長く重宝できる一着です。

■商品についての注意事項
・ご使用のパソコンのモニターによって、実際の商品と色柄が異なって見える場合があります。予めご了承下さい。
・実際の色、質感、サイズ、重量には多少の差があります。予めご了承下さい。