清潔感があり、すっきりと美しいデザインのピーラー。東京都小金井市に拠点を構える、ヨシタ手工業デザイン室の製品です。

デザイナーの吉田さんが、金属加工のメッカ新潟県燕市で出会ったのが、このピーラーの素材であるラウンドバーのステンレス。

もともとは水差しのハンドル用に作られたもので、冷たい印象になりがちなステンレスが、やわらかに手に馴染む感触に仕立てられていました。その素材の特性とフォルムをいかして作られたピーラーは、昔からあるような定番的なカタチをしていますが、使ってみると思いのほか使いやすいことに驚かされます。

とても気持ちよく、快適にシュッシュッと削れるので、その動作のスムーズさに感激しながら、今までのピーラーはストレスがあったなと改めて気づく、そんな感じです。使いやすさの秘密は、

1、ラウンドバーの持ち手が手に優しくしっかり握れること
2、オールステンレスなので持ち手がしなりすぎず、手の力が的確に刃に伝わること
3、それによって刃のコントロールが利きやすく、厚みを自在に操れること

にあります。

とても気持ちよく、快適にシュッシュッと削れるので、その動作のスムーズさに感激しながら、今までのピーラーはストレスがあったなと改めて気づく、そんな感じです。

もっとも実感するのは、にんじんや大根など、ある程度の長さがある野菜で使用したとき。厚みを自在にコントロールでき、しかも余計な力をかけずに使うことが出来ます。また、長く削るとそれが刃に巻きついたりして、一気に作業効率が悪くなってがっかりさせられたりしますが、このピーラーはそんなこともありません。

ヨシタさんのピーラーは、細千切り、千切り、皮むきの3種類があります。どのくらいの細さに削れるかというと、細千切りは約1mm、千切りは約3mm。皮むきは上の画像だと約1cmちょっとですが、削り方によってもう少し太くもできます。

細千切りタイプは、野菜を生で食べるのにちょうど良いくらいの細い千切りがあっという間に完成する優れもの。刺身のツマ程度に細く削ることができて、生野菜サラダを作るのに一番ぴったり。これだけの細さを包丁で千切りすると考えると、まあまあの手間がかかるものですが、このピーラーならシュッシュと削ればあっという間に完成します。

また、細く削れる分、にんじんのように固い野菜であっても、お塩を振らなくても適度にしんなりするところもポイントです。「お弁当に隙間ができてしまった！」という時も、冷蔵庫にある野菜をちょっと削って埋めればそれだけで一品に。お弁当作りの頼もしい味方になってくれます。

「皮むき」は、野菜の皮をむいたり、リボン状の太さに削りたい時におすすめです。皮むきはもちろん、ニンジンサラダを作るのだって楽しくなります。

いずれも替え刃のご用意がありますので、長くご愛用頂ける点も好評です（付け替えなど、詳しくは替え刃のページをご覧ください）。お得な2種セットは単品でご購入頂くよりもお得になっています。

ヨシタ手工業デザイン室は、「手で触れ五感に感じることを大切にしたい」、「手を動かし道具や素材との対話から気づき着想したい」、との思いから「手工業」という名前を冠しています。

風土や環境と伝統の豊かさに生かされていることを知り、デザインすることで今日の暮らしに少しでも還元したいとの思いをこめて、作品が創りあげられています。

ひとつひとつ丁寧に企画・設計されたプロダクトは、吉田さんのデザイン室の作業場で、素材の持ち味を活かした触り心地や持ちやすさなど、細部にわたり調整され、試作を繰り返して最終的なカタチへと昇華していきます。

■商品についての注意事項
・ご使用のパソコンのモニターによって、実際の商品と色柄が異なって見える場合があります。予めご了承下さい。
・実際の色、質感、サイズ、重量には多少の差があります。予めご了承下さい。