スタンダードな美しさをもつガーゼシャツ。
立ち上がった太めの襟元に、個性が光ります。

凛々しさとやわらかさの両方を叶えた一枚です。

スタンドカラー、襟、カフスには、それぞれタックのポイントを入れています。
生地に表情が生まれるデザインポイントです。

袖口にはギャザーも入れて、毎日何かと視界にはいる手元にもちょっと嬉しい自信をプラス。

両サイドの裾に、可憐に咲く花刺繍。ワサビの花、紫蘇の花、木の芽をモチーフにしたものです。
和のスパイスがインドの手仕事と楽しく重なりました。

シンプルなのに、なんだかサマになるシャツスタイル。

パンツはカーブラインの柔らかさが魅力の千鳥チェックパンツを採用しました。

秋が深まれば、品のあるカーデスタイルもおすすめ。
重ね着をすることで、シャツの襟デザインのかっこよさが際立ちます。

お次はスカートと合わせてみました。
クラシカルな雰囲気が漂う、素敵なオータムスタイルです。

透かし編みのベストと合わせて、甘辛ミックスな装いもいかがでしょう。
ナチュラルトーンでまとめながらも、それぞれの生地感を活かしたスタイリングに。

ジャケットスタイルも素敵ですね。
よそゆきな雰囲気をもつジャケットも、ガーゼシャツの生地感と相まって、気取らずカジュアルに楽しめるはずです。

刺繍グループのリーダーの一人、サムソニシャさん。
小さい頃から刺繍をしていて、この仕事がとても好きだそう。

「自分たちの仕事は、最後まで自分たちでしっかりやり遂げたい」
仕事に対する彼女の姿勢には、sisamのスタッフもいつも襟をただされる気持ちになります。

彼女に「これからの夢」を尋ねたところ、話し始めたのは娘たちのこと。

「娘たちにはこの仕事をしてもらってもいいし、他にしたいことが見つかれば他の仕事でも良い。
大切なのは、教育を受けて、選択肢があるということ。

私たちの世代は小学校すら行っていなくて苦労しました。主婦になるしか選択肢がなかった。
今の子どもたちには、チャンスがあるんです。」

そんな話を聞きながら、うんうんとうなずく周りの女性たちも、皆同じ想いを持たれているのかもしれません。

カラティマクは、地域で育まれてきた伝統刺繍輸出を通して、女性たちとその家族の自立支援と、地域の伝統文化の発展を目指すフェアトレードNGOです。
400年の歴史をもつ「チカン刺繍」と呼ばれる美しい刺繍をほどこすのは、ラクノー郊外にあるスラム地域や村々の女性たち。
厳しい自然条件の中、涼しい木陰や家の中で、家族やときにヤギに見守られながら、一刺し一刺し刺繍をしてくれています。

sisamでは9号サイズ、身長158cmの標準体型を基準にして製品作りをしています。

PCモニターや携帯電話の機種・設定によって、商品の色合いや素材感などが実物と異なって見える場合がございます。予めご了承くださいますようお願いいたします。

sisamの取り扱い品のほとんどは、作り手の家や小さな工房内で手仕事により作られています。

多少のゆがみやきず、不均一さといったものは、天然素材や作り手によって生まれた個性と考えています。
手仕事品の証として、お楽しみいただけましたら幸いです。

ですがフェアトレードの現場において、どこまでを手仕事や天然素材の味として許容できるのかという問いは、常に問題意識として持っています。
ものづくりの技術や設備は年々向上していますが、まだまだ未熟で発展途上にあることも実情です。

ご購入後、商品について気になることがございましたら、お気軽にご連絡くださいませ。