冬の寒い雨が降るフランスの蚤の市で閉店ぎりぎりに出会った着物のような古着を元に制作したハーフスリーブのプルオーバードレスです。ワンピースに重ねたり、シャツを羽織ってアクセント使いにしたり、アレンジの楽しめるデザインとなっています。
セーラーの要素と着物のように直線的なパターンを組み合わせて、丸みを加えたユニークな1枚です。チェック模様のオーガンジーと、尾州産の和紙とコットンで織ったギャバを組み合わせたシリーズになります。
富士吉田で織ったシルクオーガンジーを使用しています。番手の違う糸をそれぞれに染めて織り上げてあり、美しいムラが感じられます。そのオーガンジー生地をベースに、リネンとコットンをグラデーションになるよう組み、凹凸感のあるチェックを表現。淡く浮かび上がるチェック模様がアクセントになり、装いのアクセントになります。
リネンとコットンをそれぞれ少しの配色になるように別々の色に染めて交差させたチェック模様のオリジナルファブリックです。穏やかな透け感の出るベージュのグラデーションになっています。
直線的なラインを描いた襟は後ろから見ると丸くカーブした可愛いディテールとなり、前後で印象の違ったデザインになっています。
フロントは胸下まで大きく開けることができ、インナーとのレイヤードも楽しめます。また、スナップボタンを採用してあり、ボタンを外しても目立ちにくい仕様となっています。
ゆったりとした身幅で、肩位置を大きく落としたショルダーラインです。カフスには襟と同じ生地を使用しています。
シアーな素材に浮かび上がるチェック模様が素敵。肌馴染みの良いベージュカラーですので上品な透け感となり、肌感が強調されにくいのも嬉しいポイントです。
SUSURI 2025 SPRING & SUMMER
< SOMEONE ELSE >
今回も2024年に続いて旅がテーマです。 モチーフにしたのは、パトリシア・ハイスミスの小説を元にした映画“The Talented Mr.Ripley”。奇妙な趣と普遍の道理「ロマンティックを素朴」「空想と事実」「女性と男性」。 SUSURIの服つくりを見返して新しいご提案へと誘うテーマです。
そんな春夏は物語の前半「穏やかな港町でのバカンスの気分を取り入れたラインナップになっています。薄く発色をよくしたブルー・ピンク・グリーンと、ベージュ・クリーム・ブラウンなどナチュラルな色味のバリエーションのカラーパレットを、柄のつくり方や生地同士の組み合わせ、ステッチや付属使いで様々にミックスしました。
日常は、羞じらいや緊張、可笑しさや軋みなど曖昧な気分を見つける小さな旅の繰り返しです。
そんな不確かで不均等な日々の気分を男らしい、女らしい、という感覚に捕らわれず時代や物語のイメージを重ねて衣服として表現します。
1包装につき一律250円(税込)でギフトラッピングを承ります。ご希望の方は商品と一緒に「ギフトラッピング」をショッピングカートに追加し、ご購入ください。
※商品を同時に複数ご購入いただいた場合には、まとめてラッピングを行わせていただきます。特定のアイテムのみへのラッピングをご希望の場合は、お手数をおかけいたしますが、ご購入時に備考欄にその旨をご記載ください。
main : COTTON 56% LINEN 25% SILK 9%
contrast : COTTON 52% WASHI 48%
made in JAPAN