誰もがあたりまえに行っている行為「収納」。
おもに住まいに関する収納を取り上げた書籍や雑誌の刊行はあとをたちません。
なぜ収納の話題は尽きないのか。
また、どうして私たちは物をどうにか収納しようとし続けるのか。
本書では、「住まいにおける収納がどのように語られてきたか」をテーマに、収納の歴史を3つの章と10のパートにわけてご紹介。私たちになじみのある現代から、過去にさかのぼるかたちで、時代ごとに変わっていく収納の意味や、それらがあらわれた文脈を、ことばを手がかりに取り上げます。
桑沢デザイン研究所でデザイン史を教える著者がつむぐ「収納」の歴史
1975年大阪府生まれ。博士(美術)。日本学術振興会特別研究員(DC2、PD)、関西の専門学校や大学・大学院での非常勤講師を経て、2011年に専門学校桑沢デザイン研究所専任教員着任。同校でデザインに関わる教養科目群を運営するデザイン学分野に所属し、デザイン史や、デザインの発想、提案に必要な文章の読み書きの授業を担当。
個人の研究活動で、デザイン史研究の射程を探るべく「規格化・標準化」や「収納」「片づけ」というテーマに取り組んでいる。
第1章 2000年代
終わりなき暮らしの実験 ブロガーの収納
収納の逆説 ミニマリストの収納
日常と地続きの創造のありか クリエイターの収納
収納を語ることへのアンチテーゼ ズボラニストの収納
第2章 戦後から90年代
ファイリング・システムから問う過去の未来 研究者の収納
子ども部屋という「夢」と手づくり ティーンの収納
「収納ベタ」への救いの手 プロの収納
第3章 明治後期から戦中
「収納」を語ることのプロローグ 主婦の収納
理想的な「生活」からみた収納の領分 建築家の収納
繰り返されない日常での収納 国民の収納
ほかコラムも満載
私たちは日々、デザインの所産である物を住まいのどこかに置いたり、隠したり、飾ったり、ときにはそのための収納用品を自らつくったりして、生活をかたちづくっています。
収納の歴史は、名もなき人々のデザインの歴史でもあるようです。
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