弁当箱はお気に入りのものがあるけれど、箸箱はなかなか見つからない。プラスチック素材のものが多いですし、木や竹素材で探しても、漆仕上げのものは少なかったり、デザインや仕様も限られることが多いようです。

この箸箱は、元々は同じ寄竹の重箱・弁当箱シリーズの一つとして作っていたもの。重箱・弁当箱は現在材料の都合で製作できず取扱いはありませんが、PINTで曲げわっぱを選んでくださったお客様から、弁当箱に似合う箸箱が欲しいという声をいただいており、箸箱のみ再び製作し取扱いを始めました。もちろん曲げわっぱに限りませんが、特に木や竹の弁当箱には、この拭き漆の箸箱は相性抜群です。

単一素材で、寄竹に拭き漆の仕上げをしています。

寄竹は、竹の集成材です。竹は繊維方向の強さは非常にあるのですが、竹素材そのものでは面の大きなものは作ることができません。集成材を使うことで、木ではできない薄さを実現することができました。3mmほどの厚みですので、端正な佇まいです。
拭き漆仕上げですので、油分や水分への耐性を確保しています。漆は抗菌性や殺菌性があるため、弁当箱と同様、箸箱にも適した素材です。

四角の箱の本体と、縁部分を薄く削った平らな蓋。これ以上ないシンプルな構造で作っています。蓋の凹凸を本体にはめ合わせることで、ぴったりと収まります。マグネット等は入っていません。

ウレタン等で固めることもしていませんので、反りの可能性は0ではありません。以前よりも蓋を少し厚くして、反りが生じにくくしています。もしご使用時に反りが出たりお困りの際は、お気軽にご相談くださいませ。

以下の2種類の箸（22.5cm）に合わせてオリジナルで製作しています。

これより小さなサイズでしたら入りますが、基本は以下の竹箸専用として作ってあります。お持ちの他のお箸を入れてお使いになる場合は、仕様欄の内寸サイズをよく確認の上、ご検討ください。サイズの都合による返品は受け付けておりませんのでご注意ください。

・食洗機のご使用、浸け置き洗いはお避けください。
・硬いブラシやスポンジで洗うことはお避けください。漆の塗膜が削れることがあります。
・洗剤は問題なくご使用いただけます。硬すぎないブラシやスポンジ等で洗ってください。
・長時間、直射日光に当てることはできるだけお避けください。変色や色褪せ、反りや割れが生じることがあります。

パソコンのモニター環境や携帯電話の機種・設定によって、商品の色味や素材感などが実物と異なって見える場合がございます。予めご了承くださいますようお願いいたします。