木の生命力を感じさせる、1枚板のチェリーのカッティングボード。

2.4cmと、しっかりした厚みがあります。分厚い無垢材のボードはプレートとして使っても、この上に小さな器やグラスなどを置いて台のように使っても、食卓の良いアクセントになります。

厚みもしっかりとある、チェリーの無垢材を使っています。素材の存在感がありながらも、素朴すぎず、見た目も重すぎない印象なのは、形と丁寧な製作仕上げによるもの。

角は手で触ると僅かな丸みを感じられますが、見た目にはきりっと立ってシャープな印象です。

側面は、微妙に内向きに斜めに削り出しています。これにより、持ち上げるときに指がかかりやすく取手の代わりになり、シンプルな形ながらもストレスなく使えます。また、見た目にも軽くなります。

持ち手のないシンプルな形のカッティングボードだからこそ、樹種、素材の質、形のバランス、細部の仕上げが際立ちます。毎日使い続ける道具なので、見た目にも、持った感じも心地良いものを考えました。

まな板やカッティングボードは毎日使う道具で、目にも手にもよく触れるもの。PINTでは、形はシンプルに作ることを決めていました。そのため樹種は、木目の表情の深さと、経年変化の大きさに焦点を当て、チェリーを選んでいます。チェリーは、光の当たる場所に置いておくだけでも色が濃く変化する材。使って、洗ってを繰り返すうち、色も深くなり、経年変化を楽しめます。以前は樺で作っていたこともありましたが、樺と比較すると、少し軽く、包丁の当たりもやや柔らかいです。

PINTでは、可能な限り国産の素材を使っていますが、このチェリーは外国材です。木も産地により樹種や性質が異なり、国内の桜材でカッティングボードのような形状と仕様のものを作ると、反りの問題が大きく、解消することができませんでした。そのため、外国材のチェリーを使っています。

直径25.0 × 厚さ2.4cm

中華まな板で見られる丸型は、キッチンでも食卓でも小回りが利いて、フレキシブルに使える形。

丸型は直径25cmと27cmの2サイズあります。キッチンでの使用はもちろんですが、パンやチーズなど、カットしてそのまま食卓で使うのもおすすめです。お皿やプレートとしての使用も相性の良い形。

また、乾かす時に立てかける場合、接地面が一点になるのも、円や楕円形の良いところです。

厚さは2.4cm、一枚板のチェリー材。持ち手は付けずに、シンプルな形のデザイン。この共通仕様で、複数の形とサイズを作っています。

製作は、大阪府岸和田の木工作家、宮﨑眞さんに依頼しています。木の小物を中心に製作をされていて、削り加工から仕上げ塗装まで、細かやかで丁寧な仕事をされる作り手です。

どっしりした素材の強さとシンプルな形、細やかで丁寧な仕上げで、そのバランスを目指しました。


楕円　横30.8 × 縦24.3 × 厚さ2.4cm（最長部）
四角　横32.0 × 縦24.0 × 厚さ2.4cm
丸　　直径25.0 × 厚さ2.4cm
丸 大 直径27.0 × 厚さ2.4cm

・食洗機のご使用はお避けください。
・水に浸け置いたり、水が溜まったところに置きっぱなしにしないように、お気をつけください。
・水かぬるま湯による洗浄をおすすめします。洗ったあとは、水気を拭いて、自然乾燥させてください。
・厚みがあるので反りの心配は少ないですが、カビないようにするためにも、水気は拭いた後に、立てかけて乾かしておくと安心です。
・使用後、洗ったあとはふきんで水気だけ拭いていただけたら、他には特別な手入れはなく気軽にお使いいただけます。

パソコンのモニター環境や携帯電話の機種・設定によって、商品の色味や素材感などが実物と異なって見える場合がございます。予めご了承くださいますようお願いいたします。