古来、幸せの象徴とされている蝶が、小枝にとまる姿を表現した箸と箸置きのセットです。
焼物のまち愛知県瀬戸の職人がひとつひとつ丁寧に手吹き彩色を施した磁器製の箸置きと
お箸のまち福井県若狭で八角に削り出された縁起の良い夫婦箸。

日本六古窯のひとつに数えられる愛知県・瀬戸は、食器や茶器などを主に生産をしてきましたが、明治時代になると従来のやきものに加え、輸出向けに陶磁器製の人形・置物なども生産されるようになりました。これらは『セトノベルティ』と言われ、海外で高い評価を得て、戦後、瀬戸のやきものづくりの中心的な役割を担いました。
今では輸出は減りましたが、確かな歴史と技術はバタフライの箸置きにも息づいています。

江戸時代から漆器、塗りものが盛んだった福井県小浜市若狭地方でつくられた天然のブナ材を使用した八角箸です。手に優しく馴染む八角形は持ちやすく、テーブルの上で転がりにくいのも特長。天面にはダイヤモンドカットを施した職人技がキラリ。ウレタンコーティング済みで、さっと洗って軽く拭くだけで、お手入れも簡単です。

静岡発のプロダクトレーベルFloyd（フロイド）です。
2005年の創業以来、「デザインを通じて日々の暮らしに感動や驚き、そして微笑みをもたらすこと」をミッションに活動しています。
「どこにでもある製品をもう一つ作るのか、それとも新しい価値を作るのか？」デザインの起点は、いつもこの問いから始まります。
ブランド名である「Floyd」は人間の成長と共にブランドも成長していけるようにという想いを込めて、架空の人物をイメージして名付けました。