リネンニットのストール。表裏で色が異なるリバーシブル仕様です(色によって、表裏同じ色の場合があります)。色は、シーズンごとに変えながら生産しています。
空気を含むように巻いても、リネンニットらしいドレープを出せるように掛けても、日除けや冷暖房避けに広げて肩から羽織るのも。畳んだり丸めたりコンパクトにまとめることができるので、旅行中や持ち運びにも適しています。
リネンの織りストールとの一番の違いは、しわになりにくいこと。リネン自体はしわになりやすいですが、ニット構造の場合、その心配は少なくなります。小さく丸めたり折り畳んで、バッグに入れて持ち運べます。
また、ニット構造によって、伸縮性と、(織物に比べて)厚みがあり、ふっくらとした柔らかさが生まれます。リネンらしい清涼感のある素材感はそのままに、柔らかく滑らかで肌触りと着用感が心地良いです。
軽いですが硬さや張りがないので生地が落ちるので、巻くときに形を作ったりキープする必要がなく、そのまま巻くだけで形が決まりやすいのも嬉しいところ。重ねたり巻けばコンパクトに、広げると上半身をほとんど覆えるくらいの大きさがあり、使い勝手の良いサイズです。
織物よりも立体感を感じやすいのもリネンニットの特徴です。
リネン素材ですので、柔らかさと、軽さも特長。経年変化により、柔らかく艶が増してきます。
春秋はトップスやコートと合わせてもバランス良く、夏は室内の冷房避けに使う方も多いです。季節を選ばず、いろいろなシーンと組み合わせでお使いいただけるストールです。
ヨーロッパのリネンを使用し、山形で1枚ずつ時間をかけて編んでいます。単糸という、縒りをかけていない糸を使うことで、よりリネン糸そのものの特性が出るよう、素材からこだわり編み上げています。
ニット産業が盛んな山形県にある、リネンニット専業の工場。
リネンは織り生地として使われることがほとんどで、ニット(編み)はあまり見られません。元々ウールを中心としてコレクションブランドのニット製品の製造を長く続けてきたケンランド社が、長年の研究を重ねてリネンニットの技術を完成させ、今ではリネンニット専業で自社ブランドとして製作しています。
リネンをニットにするには、織りとは機械や製法が異なるため、糸作り、編み立て、染めなど、細かな管理や技術の積み重ねが必要となり、同じリネンでも素材以外は全く違ったものづくり。出来上がる生地自体も、適している用途も異なります。
リネンの高い吸水性や速乾性、堅牢度、清涼感や艶のある糸の質感はもちろんそのまま。一方で、「シワになりやすい」「最初は張りがあって少し固い」といった面も。リネンニットは、その編み構造によって、伸縮性を生み、シワにもならず、柔らかな質感になります。
加えて、ウールのニットと異なり、ケンランドのリネンニットは洗濯機による水洗いも可能です。「リネン素材×ニット技術」は、他の組み合わせでは出ないようなメリットが活きています。
編みにも様々な種類があるため、見た目はもちろん、伸縮具合もそれぞれ異なります。コレクションブランドのニット製作を長年支えていたこともあり、色の展開も魅力です。
リネンニットは初めてという方も多いかと思いますが、一度試してみていただきたい素材です。
・洗濯ネットを使用してご家庭の洗濯機で脱水まで可能です。手洗いの場合、箇所によって負荷のかかり具合が異なるため、洗濯機洗いをお勧めします。引っかかりを防ぐため、洗濯ネットを使用してください。
・ニット製品は、平干しか竿干しがお勧めです。ハンガー干しですと、自重によって生地が伸びたり、ヨレが生じる場合があります。
・タンブラー乾燥は、生地が縮んだり柔らかくなりすぎる場合もありますのでお避けください。
・編地は洗濯する度に、少しずつ柔らかさがでてきます。リネンは分離していく繊維のため、素材の性質上最初はわたくずが出てきますが問題ありませんので、取り除いてください。
パソコンのモニター環境や携帯電話の機種・設定によって、商品の色味や素材感などが実物と異なって見える場合がございます。予めご了承くださいますようお願いいたします。