実は、曲げわっぱはカタカナというお店が生まれるきっかけを作ったひとつもののなのです。
2010年に開店した「katakana/カタカナ」。
はじまりは、カタカナ店主・河野の家族が病にかかった時のことでした。
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おいしいものを食べるのが大好きだったのに、治療の副作用で味覚も食欲もなくなり、食事がただの作業になってしまった日々が続いていました。
ある時、「曲げわっぱが欲しい」とのリクエストで初めて曲げわっぱを買いに行くことに。
曲げわっぱを見たときの正直な感想は「木のお弁当箱なのに良い値段するんだなぁ、、」
そう思いながらも無事に小判の弁当箱を買って帰りました。
次の日、お弁当箱を使いご飯を食べた感想を聞くと、、、
「全部食べれた」
「おいしかった!」
と笑顔で言ったのです。
お弁当箱で味が変わるなんてと思いながら、食べてみると本当においしい!
毎日の食事が、ただの食事ではなく、特別なものへと変わっていきました。
曲げわっぱは、ご飯の美味しさのほかにも、心があたたかくなる時間までくれたのです。
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そんな経験から河野は日本という国に興味を持ち、
日本の伝統的工芸品や古くから作り続けられているモノは、何か今も残る理由があるのでは?
そう思い日本のモノを見つめ直すと、光りかがやくモノたちがあることに気がつきました。
日本全国をめぐりながら、いいモノさがしの旅を続けてきたから生まれた、カタカナ。
カタカナがはじまったきっかけの「曲げわっぱ」、まずは1つ使ってみてください。
きっと日本のもの作りの素晴らしさが分かるはずです。
1966年創業の柴田慶信商店は、秋田県大館市で天然杉を使用した伝統的工芸品「曲げわっぱ」の製造をしています。
白木にこだわった曲げわっぱをつくり続ける理由は、白木で食べるごはんが一番おいしいと知っているから。
おいしさと先人から受け継がれてきた美しさを次の世代にもつなげていきたいという思いで
初代柴田慶信さん、2代目の柴田昌正さんのお二人を中心に職人たちが、ひとつひとつ丁寧につくり続けています。
東北地方の寒さのなか、ゆっくりと育った高樹齢の天然杉を使い、曲げわっぱをつくっています。
美しい細かな木目のなかでも、夏にすくすく育ち水分をほどよく吸い保つ白い部分を夏目。
冬にじっくり育つことで、とても固く強度に優れた濃い色の線の部分を冬目といいます。
柴田さんの曲げわっぱで欠かせない、「おいしさ」と「使い続けられる丈夫さ」のひみつは天然杉の白木にあったのです。
※白木 : ウレタン加工などの塗装をしていない、樹皮をのぞいたそのままの状態の木のこと。
森にいる木は、空気の中にある水分を吸ったり吐いたりして呼吸をしているそう。
呼吸をするのはわっぱになった時も変わらず、炊き立てのご飯から出るたくさんの水分も吸い保湿してくれます。
湿度が保たれているので、お米はさめてもふっくら、おかずもおいしさそのまま食べられるのです!
また、杉の木には天然の殺菌効果もあるので、長時間の持ち歩きも安心です。
それは、はじめて曲げわっぱでごはんを食べたスタッフみんなが、お米の美味しさに感動するほど。
お米の一粒ずつがわかるくらいのふっくら加減、艶感、甘さ、うま味がしっかり感じられます。
冷めたご飯でも「お米ってこんなに美味しかったっけ。」としみじみ思うくらい、最後の一口まで大切に食べたくなります。
全国で唯一、曲げわっぱのなかで伝統的工芸品として認められている秋田県大館市の曲げわっぱ。
一枚の板を曲げてつくられた曲線は、細かな木目が流れるように続き、見入ってしまうようなたたずまいです。
つなぎ目やフタなど、手がよく触れるところは特に角を丸くし、触れるとなめらかさがよくわかります。
工芸品としての美しさと暮らしの道具としての使いやすさが両立した美しいカタチです。
柴田さんが自ら山に入り採ってきた山桜の木皮を、艶が出るように何度も磨きつくられた樺(かば)。
樺を縫い通す模様は、柴田さんの思いがつまったオリジナルの綴じ模様です。
お弁当で使われている「子持ち縫い」という模様は、樺の長い線と短い線は親子を表し、子孫繁栄を願い縫われています。
柴田慶信商店の新作「おむすび弁当箱」。
高さがあるので、おむすびが綺麗に並んで入ります。
仕切りもついているので、具材も詰めやすいです。
三角・・・約350ml お子様、お昼は少なめ派の女性にオススメのサイズです。
小・・・約500ml 女性にオススメのサイズです。
中・・・約700ml 男性にオススメのサイズです。
曲げわっぱだから、おかずも張り切った方がいいのかな、、、と思う方もいるかもしれませんが
いつも作ってるおかずをそのままいれてみてください。
普段と変わらないのに、運動会やピクニックの時にお弁当をあけたような、楽しくてあったかい気持ちになるんです。
おかずは自分で詰めたから知っているのに、曲げわっぱから食べるとそれだけで特別な時間にしてくれます。
お米をたくさん炊かないおうちや、ごはんが少し余ってしまった時など、おひつ代わりに曲げわっぱのお弁当箱が重宝します。
おひつより小さな大きさなので、置き場に困らず、次の日のお米も最後の一粒までおいしく食べていただけます。
朝、ご家族のお弁当を詰めた時、一緒にご自分のお昼用にお米だけ入れておいても良いかもしれませんね。
外に持っていくためのお弁当として考えがちですが、毎日の食卓のなかで使うのも意外とおすすめ。
形によりますが、お味噌汁やおかずをのせるお皿と一緒にご飯をよそう大きめのお茶碗としても使えます。
ぜひ、自分の生活に合った使い方を探してみてくださいね。
自然の素材で作られた曲げわっぱは、ちょっと丁寧に扱っていただくだけで、とても長く使っていただけます。
店頭でお話を聞いていると、
10年以上も使っているという方もいらっしゃるくらい。
お手入れのポイントは2つ。
「使う前」と「使った後」です!
まず使う前は、お水でさっと濡らし、乾いた布で軽くふいてから使うこと。
使った後は、お水を入れて汚れを浮かしてからしゅろのタワシとクエン酸でごしごし洗ってください!
ひと手間かけて、扱うだけでより大切に愛着を持ってお使いいただけますよ。
カタカナ特製「曲げわっぱマニュアル」がついてくる!
曲げわっぱを買って使うときに、わかりやすい使い方の手引きや
あれ?こんな時どうしたらいいの?といった時の対処法をカタカナがくわしくまとめた「曲げわっぱマニュアル」も一緒にお送りします。
ご自分で使うときにもお使いいただけますが、大切な誰かに贈られる時にもおすすめ。
わかりやすく説明してくれるので、安心してお使いいただけます。
洗い残しがあると黒ずんだりしてしまうので、ごしごし洗っていただきたいのですが、
その時にぴったりなのが髙田耕造商店のたわしです。
普通のタワシだと、繊維が固く曲げわっぱを傷つけてしまうのですが、髙田さんのタワシはコシがあるけれど、やわらかいんです。
適度な硬さとしなりのある、しゅろのタワシは他のタワシに比べると繊維が細かく、汚れを掻き出すようにとってくれます。
確かな品質の良さは、柴田さんに「弁当箱を洗うなら髙田耕造商店のたわし」と言わせたほど。 「柴田慶信商店」も推奨のたわしです。
当ストアでご購入いただいたお客様へ、1注文につき220円(税込)でギフトラッピングを承ります。
(個数に制限なく複数梱包の場合も一律220円で承っております。)
ご希望の方は商品と一緒に「ギフトラッピング」をショッピングカートに追加し、ご購入ください。
「あったかマフラー展」12/12(金)11時販売スタート
「kijinokanosei / キジノカノウセイ」12/12(金)より販売。
もちもちの触り心地がたまらない。「kittのスウェット」販売中!!
モニタ環境によって色の見え方が実物と異なる場合もございますので、あらかじめご了承下さい。
- カテゴリ
- 生活雑貨 > キッチン用品・調理器具 > その他キッチン用品・調理器具
- ブランド
- 柴田慶信商店
- サイズ
- (小)容量 約500ml 本体:長さ 15.5約cm 幅 約9.0cm 高さ 6.3cm/ふた:長さ 約16.0cm 幅 約10.0cm 高さ3.0cm/仕切り板1枚付き
(中)容量 約700ml 本体:長さ18.0cm 幅10.5cm 高さ6.3cm/ふた:長さ18.5cm 幅11.5cm 高さ3.0cm/仕切り板1枚付き
※若干の誤差がある場合がございます。何卒ご了承ください。
- 素材
- 本体:天然杉
- 製造
- 秋田県
- 備考
- 天然素材を使用し、職人が一点一点手づくりしておりますので、サイズ感や色、木目の出方などが写真と異なる場合がございます。
ご理解、ご了承いただきますようお願いいたします。
▲小判弁当箱(中)