日本を代表するプロダクトデザイナーの柳宗理は、民藝の指導者である柳宗悦の長男として東京に生まれました。
「使われるための美しい形」の創造を目指し、模型づくりや試作品の使用を経たのちに図面を作成し、
製品作りを行いました。その作品はキッチンウェアや家具だけにとどまらず、玩具やオブジェ、オリンピックの聖火台、自動車、歩道橋など広範囲に及びます。機能美のあるデザインは世界中から評価を得ており、現在もなお愛され続けています。

柳宗理デザインのステンレス製の両手鍋とコランダーです。
毎日の食事の支度に欠かせない鍋は、別売りのステンレスコランダーと組み合わせて、パスタパンとしてお使いいただく事もできます。どちらも使い勝手の良さを追求した機能美が光るデザインのキッチンツールです。

握りやすいようデザインされたグリップは、両手でしっかりと掴むことができ、お湯を捨てるために持ち上げたり、調味料や煮汁をいきわたせるためにゆすったりなどの動作もとてもスムーズに行えます。
樹脂製なので鍋つかみなしでぱっと素手で掴むことが可能。

また、広めに設計された鍋底は熱の伝わりが良く、料理が早く美味しく仕上がります。

一枚の金属板から作られるエキスパンドメタルで出来たコランダーは、目が細かく開孔率が大きいため
良く水が切れます。別売りの両手鍋と組み合わせて、パスタパンとしてお使いいただくのがおすすめです。

つなぎ目もなく頑丈なため、網目が広がったりほどけたりする心配もありません。
パスタを茹でる時はもちろん野菜やお肉を丸ごと茹でる時にもおすすめです。

鍋、コランダーともに薄くて軽い18-8ステンレス製なので扱いやすく、耐食性に優れお手入れも簡単です。

細部まで気配りが感じられる、使い心地のよい「一生もの」になるキッチンツール。
長く使えば使うほど愛着が湧いてきて、毎日の料理の時間が楽しくなる、そんなアイテムです。