日常生活の中で、ほしい時にサッと使いたいキッチンペーパーやティッシュなどの紙もの。
常に身近にほしいけれど、その存在は主張しすぎず、佇まいがシンプルで美しいものがいい・・・。
使いたい場所へ持ち運べて、きちんと働いてくれる、生活の名脇役のようなホルダーがないものかと、ヨクトなりの使い勝手を考えました。
生活の中で実際に使い、試作を重ねて生まれたのが縦置き型のペーパーホルダースタンドです。
木工旋盤で削り出した無垢材の本体と、ペーパー押さえにもなるアイアンバーの組み合わせで、
本体スライド部のエンドに仕込まれているマグネットで、バーを簡易的にロックでき、指をかけて持ち運ぶことができます。
HighとLowの2種類があり、Highはキッチンペーパーに、Lowはトイレットペーパーをティッシュ代りに使えて経済的です。
キッチンにあると便利なもののひとつ、キッチンペーパー。キッチンは毎日立つ場所だからこそ、ペーパーホルダーは主張しすぎず、長く使い続けられるものをとデザインしました。
立ち姿は凛として、使わない時の佇まいも美しく、すっとキッチンに馴染むシンプルさです。
主にキッチンで活躍するキッチンペーパーホルダーですが、手軽に持ち運べるので他の場所でも使えて便利です。
ペーパーホルダーの樹種は2種類。ウィスキー樽用材として有名で木目が味わい深い茶系のオークと、緻密な木目で品があるプレーン感漂う白系のメープル、部屋の色合いやお好みでお選びいただけます。
※オークとメープル、重さはほぼ同じになります。
台座のエンドに埋め込まれているマグネットでアイアンバーを簡易的にロックできるので、手軽にどこへでも使いたい場所へ持ち運べます。
アイアンバーは持ち運ぶためだけでなく、ペーパーが減るのに合わせてバーをスライドできるので、キリトリ線の入っているペーパーを切る時の補助に、また使わないペーパーの押さえとして端がだらしなく広がるのを防ぐ役目もあります。
ペーパーの左巻き、右巻き(上下を逆さにすると変わります)で使い勝手が変わるので、是非両方を試して自分好みの巻勝手をみつけてみてください。
アイアンバーは、基本的に真横に引いて平行にスライドさせるのですが、時々斜めに動いてロックがかかったように固まってしまう時があります。
そんなときは、棒の上の角を持って、上の方へあげるようにしながらスライドしてください。棒の下の方を持って無理やり動かそうとすると棒が曲がる恐れがあるのでご注意ください。
こだわりのつくりの1つでもあるのが、くるくる回るペーパーの動き。
台座の立ち上がりをアールにしたことで、ペーパーが台座に密着せずくるくるスムーズに回り、いつまでも紙を引っ張りたくなる感触です。
・アイアンバーは特にメンテナンスをしなくても大丈夫ですが、時々蜜蝋ワックスなどを塗布いただくと表面の保護と共に味わい深さが出てきます。
・アイアンバーをマグネット以外の位置で長時間置かれますと、時として鉄分と木(特にオーク)の中のタンニン成分が反応し黒いシミになることがありますが、品質には問題ありません。
・長時間の強い直射日光は、割れや変形などの原因となりますのでご注意ください。
・1〜2年毎にクリーナーオイル(今後小分けにして販売も視野。実現したら商品リンク)や、木部用クリアの自然オイルなどを塗布後よく拭き取っていただくと、保護するだけでなく更にいい艶や味が出てくるのでお薦めです。また、事前にご連絡の上アトリエまで直接お持ちいただければ無料で塗布させていただきます。
もし破損することなどがありましたら、程度によっては修理をお受けしています(送料ご負担、要修理実費)。ご相談ください。
※材は無垢のものになるため、木目、色味はそれぞれ異なり節などの現れ方にも個体差がありますことをご了承ください。
※掲載している商品画像の色味は、ご利用環境の特性や設定によって色合いや素材感が異なって表現される場合があります。予めご了承の上、ご注文をお願いいたします。
Low(左・メープル)とHigh(右・オーク)