TOKYO KODOとのコラボレーションで生まれたお香立て
和と洋の香りの伝統技術をバックグラウンドに持ち、できるだけ自然素材を用いて、「香り=見えないアート」という新しいアプローチで日々香りと向き合い生み出している『TOKYO KODO(東京香堂)』とのコラボーレーションで生まれたお香立て。
きっかけとなった東京・表参道にある『Artek Tokyo Store』の2周年特別企画「自然とともに生きる」での展示にあわせて、TOKYO KODOの香りとアルテックが育まれたフィンランドの森からイメージをしてデザインしました。
スウェーデンに住んでいた頃に幾度が訪れたフィンランドの森。その記憶の中の森のどこかにニョキニョキ生えていそうなイメージから、背が高くて丸い「Puu(フィンランド語で「木」)と、低くて四角い「Maa(同「大地」)」の2種類の形が生まれました。
北欧でよく使われているブナの無垢材を、木工旋盤で回転させて削り出しています。
背の高いPuuはより短いタイプのお香に(長いお香は半分に折って使えます)、低いMaaは長短両方のタイプのお香に対応しているので、お気に入りのお香の長さと併せてお好みの形をお選びください。
お香を立てる真鍮部の穴は灰が台座に落ちるようにわずかな角度が、そして台座には落ちた灰を拾うように緩やかにくぼみをつけているので、これひとつで「お香を立てる」と「灰を拾う」を兼ねたデザインになっています。
お香を焚いた後は、スタンドごと持って灰を捨てる場所へ。
使って行くうちに真鍮の周りはお香のヤニで茶色に染まって行きますが、それもまた生き物が変化して行くように見えるスタンドです(ヤニがつくことでのご使用上の問題はありません)。
──東京・板橋区で1935年に創業したお線香専門店の三代目である、ペレス千夏子・ジョフレが2014年にはじめたオリジナルお香のブランド。フランスで学んだフレグランスと常に身近にあった日本のお線香を背景にした唯一無二のセンスと、自ら調達する良質の天然香料から生まれる香りは、国内外で多くの人に愛されている。
・お香立て台の広い方へ灰が落ちるように傾けて、お香を設置ください。特にロングタイプのお香は、立てる方向によって灰がお香立てから落ちる場合があります。その際はお香の方向・傾きを調整するか、もしくは短くしてお使いください。
・お香を焚く口の内側がヤニで茶色くなりますが、使用する上での問題はありません。
・長時間の強い直射日光は、割れや変形などの原因となりますのでご注意ください。
・もし破損することなどがありましたら、程度によっては修理をお受けしています(送料ご負担、要修理実費)。ご相談ください。
※材は無垢のものになるため、木目、色味はそれぞれ異なり節などの現れ方にも個体差がありますことをご了承ください。
※掲載している商品画像の色味は、ご利用環境の特性や設定によって色合いや素材感が異なって表現される場合があります。予めご了承の上、ご注文をお願いいたします。
左:Puu、右:Maa