縁日で人気の「AZUMAFUKURO(あずま袋)」。
でも、あずま袋って一体どんな袋なの?
どんな便利さがあるの?
本日は、その名前の由来からサイズ別の使い勝手まで、あずま袋の魅力をたくさんご紹介していきたいと思います。スタッフおすすめの使用例もご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
あずま袋って何?
「あずま袋」の名前の由来
そもそも何故あずま袋と呼ばれるのか。
「あずま」は吾妻(東)とも書きます。
「吾妻(東)」は江戸時代、京都から見た「江戸」のことを指す言葉です。
風呂敷文化と言われるように昔から包む文化のあった日本。
そこに西洋の文化が浸透しつつあり、西洋の鞄(かばん)に憧れて真似しようとした庶民が、あれやこれや工夫をこらし、風呂敷や手ぬぐいを縫い合わせて鞄代わりにしたのが、『あずま袋』の始まりとされています。
この便利な袋が京都へ渡った時に、あずまの人(江戸の人)の知恵が詰まった袋として『あずま袋』と呼ばれるよになっていきました。
AZUMAFUKUROの特徴
①家庭でじゃぶじゃぶ洗える
AZUMAFUKUROは、木綿の生地から作られています。
わざわざクリーニングに出さなくても、ちょっとした汚れであればご家庭でお洗濯が可能です。
②アイロンがけで復活する撥水加工
en・nichiのAZUMAFUKUROと、AZUMAFUKURO tatenagaには、撥水加工が施されています。
この撥水加工は、効果が薄れてきたと感じたらアイロンをかけていただくことで、また効果が復活する仕組み。
汚れたら洗えて、アイロンをかければ撥水効果も元通り。
永くご愛用していただける仕様となっています。
※suzume no AZUMAFUKUROは、撥水加工がされておりません。
※永久撥水加工ではありません。せんたく後アイロンがけをすると、撥水力は復活しますが、徐々に低下していきます。
※en・nichiのAZUMAFUKUROで使われている撥水剤は、安全安心なものを厳選して使用しています。
③丈夫なマチで、収納力抜群
あずま袋の伝統的な仕立てはそのままに、もっとたくさんの荷物を入れられるように、マチ付きに仕立てました。激しい動きのある伝統芸能の衣装をいつもこしらえている縫製職人が一つひとつ手作りしているので、その丈夫さも太鼓判です。
スタッフおすすめ、サイズ別あずま袋の使い方
en・nichiのあずま袋は、小さい順に『suzume no AZUMAFUKURO』『AZUMAFUKURO tatenaga』『AZUMAFUKURO』の3サイズ。
それぞれ大きさだけではなく、用途に合わせて形状にも違いがあるんです。
ここからはスタッフおすすめの使用例をご紹介いたします!
お弁当包みにピッタリ『suzume no AZUMAFUKURO』
en・nichiの中で一番小さいサイズのあずま袋。
コンパクトサイズなので、ちょっとした小物を入れてお出かけや、バッグの中のかさばる荷物をまとめるのに重宝する大きさのあずま袋です。
スタッフがおすすめする使い方は、なんと言ってもお弁当包み。
お弁当をサッと入れて、パッとまとめることができるsuzume no AZUMAFUKUROは、忙しい朝のお支度時にとっても便利!
汚れてもじゃぶじゃぶ気軽に洗え、小さい分乾きも早く、部屋干しをした時に雑菌が発生しにくいので衛生的なのが嬉しいポイントです。
ビジネスシーンでも活躍『AZUMAFUKURO tatenaga』
en・nichiオリジナルの変形あずま袋 AZUMAFUKURO tatenagaは、ネーミング通り縦に長いあずま袋です。
一般的なあずま袋より深さがある分、長いものや深さが必要なものを入れるのに重宝するこだわりのサイズ感。ちょうどA4用紙がすっぽりと入るので、書類やファイルをまとめて運ぶのにピッタリのサイズです。
こちらのあずま袋は撥水加工をしているので、重要な書類や大切な書類が雨で濡れたり汚れたりすることから守ってくれる優れもの。雨の日でも安心して持ち歩くことができます。
買い物の頼もしいおともに『AZUMAFUKURO』
en・nichiの中で一番大きなあずま袋。
幅60㎝・深さ30㎝あり、一般的なあずま袋の2回りほど大きく作っているので、荷物を沢山入れることができる仕様になっています。
こちらのあずま袋の活用場面は、なんと言ってもお買いものです。たっぷり商品が入るので、ショッピングバッグにとても便利なサイズ。
大きく入るけど小さく畳めるので、いつもお使いのバッグに入れて持ち歩くことができます。
こちらのあずま袋も撥水加工がかかっているので、中の商品を雨や汚れから守ってくれるのはもちろん、買い物中に食材から出る汁が溢れてしまった時にも外に漏れ出ての二次災害を防いでくれるので、とても安心です。
en・nichi|AZUMAFUKURO あずま袋 柄物
en・nichi|AZUMAFUKURO あずま袋 無地
en・nichi|AZUMAFUKURO tatenaga あずま袋
en・nichi|suzume no AZUMAFUKURO あずま袋
あずま袋は、物の出し入れが簡単なのも使いやすいポイント。
ご紹介した以外にも、籠バッグなどの中に敷いてチラ見せしても可愛いです◎
江戸の人々が西洋の鞄に憧れて作った日本の手さげは、現代でも便利に使えるほど優秀なものでした。
みなさんもぜひ、あずま袋を生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?
ストア紹介
縁日
大正7年(1918年)創業、岩手県一関市の染物屋・京屋染物店(en・nichi)が運営するセレクトショップ「縁日」。
東北のものづくりを中心に、丁寧に作られ、丁寧に使いたくなる暮らしの道具をセレクトし、...もっと見る