生活に欠かせない、照明器具。
どんな灯りにするかでお部屋の雰囲気も変わってきますよね。
そしてそんな照明の基本の「き」となるのが、電球。
でもどんな電球がいいの?
ウチの照明にはどの電球が合うの?
この記事を読めばきっとそんな疑問もするはず。
CDCで取り扱っている電球は大体がエジソン型電球。
トーマス・アルバ・エジソンから名付けられた電球のことで、発明当初の電球のように美しいフィラメントが見えているのが特徴です。
繊細な雰囲気やノスタルジックな灯りが魅力的。
電球の雰囲気にこだわると、お部屋全体のクォリティが一気に増しますよ。
じゃあ自分にぴったりのものはどれだろう?
サイズやW数は?
ここからは電球選びの基本をご説明。
電球選びに重要なのが
「口金」「明るさ」「種類」の3つ。
この3つをおさえておけば必要以上に悩んだり、う~んな結果になることもなくなるはず。
まずは「口金」について。
口金とは、くるくる回しながら差し込む部分のこと。
この部分のサイズが合わないとそもそも取り付け不可能になるため、大変重要なポイント。
日本で使用されるサイズはほとんどがE17かE26。
この「E」はエジソンの頭文字から来ているそう。
新しく電球を差し込みたいソケットにサイズが書いてあることが多いため、事前の確認がマストです!
前に刺さっていた電球のサイズを確認しても〇。
また、このE17、E26などは口金部分の直径に相当しているため、サイズ表記が見当たらないときはメジャーで測ってもサイズを調べられますよ。
次に大切なのが明るさ。
電球の明るさは主にW(ワット)数で決まります。
W数が大きいほど消費する電力は大きくなり、光の強さも増します。
ランプシェードの形や、何個設置するか、また個人の感覚によって明るさの感じ方が異なるので、
自分に合うW数を覚えておくと次回からの電球選びもスムーズですよ。
またメイン照明は見やすく明るめに、間接照明は抑えめにして雰囲気をつくったりと、
その部屋のシーンや照明の目的によっても必要なW数は変わりますね。
ちなみに40Wと20Wの白熱電球をメイン照明に1個ずつ使用するとこんな感じ。
どちらも光が弱く、遠くまで明るく照らすことはできませんでした。
40Wや20Wといった比較的光の弱い電球は間接照明などのライトに使用するのがおすすめです。
メイン照明に使う電球は、少なくとも60W以上のものを選ぶのが無難かもしれません。
次に電球の種類。
エジソンが電球を発明してから約140年。
灯りの種類も科学と進歩とともに進化しました。
現在よく使われている電球は、「白熱灯」と、皆さんもご存じ有名な「LED」電球。
それぞれ電球自体の価格や寿命などに違いがあり、どちらにもメリットとデメリットが。
今回はもう少し白熱球とLEDについて、
CDCで取り扱いのあるエジソン電球を使って比較し、掘り下げてみました!
現在LED電球の普及が広まったことから、エジソン電球型のLED電球も登場し始めました。
ですが、エジソン電球最大の魅力である「フィラメント」に白熱球とLEDには大きな違いが。
それはずばり「見た目」です。
左がLEDで右が白熱球。
フィラメントの形状に着目するとその差は一目瞭然。
点灯していないときはほぼ見えないほど細い白熱球のフィラメントに対して、
LEDのフィラメントは黄色く太いため、点灯していない時もフィラメントが目立ってしまいます。
日中は灯りを付けず過ごすことも多いですよね。
灯りを付けないときの見た目までこだわる方には白熱球のエジソン電球がおすすめかもしれません。
次は「灯り」について。
LEDと白熱球では、同じ明るさを放つにも消費する電力がちがうため、 白熱球は「60W」、LEDは白熱球60W相当の明るさを放つ「7W」のものを使用して比較しました。
付けてみると明るさの程度はほぼ同じでしたが、その光り方に差が。
LEDはフィラメントから強烈な光が一点から放たれているような光り方で、直視すると目が痛くなってしまうほど。
一方白熱球は独特のボウッとじんわり辺りを照らすような光り方で、直視してもそこまで目が痛くなりませんでした。
次に空間を照らしてみた時の比較を。
先程と同じ電球を1つ使用して照らしてみました。
こちらも明るさの程度は同じに感じましたが、LEDの方が若干目の前が見えやすいような感覚に。
一方白熱球はやや暖色っぽい光に感じ、落ち着くような空間を演出するのに長けている印象でした。
空間全体を均一に明るくするLEDはリビングなどに、雰囲気を良くして落ち着く空間にする白熱球は間接照明やお店の照明に良いかもしれません。
最後に手元の明るさ比較を。
先程と同じ場所、電球の真下で本を開いてみました。
この比較では2種類の光の性質が分かりやすく、本の文字がはっきり読みやすかったのはLEDでした。
白熱球は若干、本を読むには暗いと感じました。
細かな作業などはっきりした灯りが欲しい場所にはLEDがおすすめ。
今回は電球1つでの検証でしたが、2つ3つと増やせば明るさも増すため白熱球でもしっかり本も読めそう。
1つでぴかっと照らすか、複数でじんわり照らすかご自身のお好みの灯りを見つけられそうですね。
さて、2つの電球のメリット/デメリットをまとめてみるとこんな結果に。
LED電球は本体の価格は高いものの、
長寿命で消費電力が少ないそのコストパフォーマンスの高さが最大の魅力。
一方デメリットはその見た目。
黄色いフィラメントが気になる方も多いかも。
ですがはっきりとした光で照らすためリビングや手元をしっかり明るくしたい時におすすめです。
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白熱球のメリットは何といっても見た目の美しさ。
無灯火時はクリアですっきりとした見た目、点灯させても美しいフィラメントと優しい光を楽しめます。
LEDより価格が安くていろんな形の電球に手を出せるのも嬉しいですね。
一方デメリットはランニングコストの高さ。
また表面が大変熱くなるのでペットやお子様の手の届く場所に設置する際は注意が必要です。
ストア紹介
CDC GENERAL STORE
CDCは立山連峰にほど近い、自然豊かな富山市の丘陵地帯にあります。
"ゼネラルストア" をコンセプトに、自分たちが「欲しいと思うもの」「良いと思うもの」「ストーリーのあるもの」を
洋服から雑貨、日用品...もっと見る