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わざわざのシュトレン 2022 - 砂糖も卵もバターも使わない理由

ストア:パンと日用品の店 わざわざ掲載日:2022/10/12
10/14(金)より販売が始まる #わざわざのシュトレン
一般的なシュトレンとは味もコンセプトも異なるので、“シュトレン好き”のお客様は少し驚かれるかもしれません。
一番大きな違いは、卵・砂糖・バターを使わずに作ること。アレルギーでシュトレンを食べたことのなかった方にも召し上がっていただけるということで好評を頂き、今ではわざわざの年末の風物詩となっています。

では、卵・砂糖・バターなしで作り始めたきっかけは何だったのか?
話はわざわざが創業したばかりの2009年に遡ります。代表・平田は「世の中でどうやらシュトレンなるものが流行っている」と知り、市販のものを一つ買ってみることに。クリスマス前に購入して少しずつカットして食べる、といった“クリスマスを楽しみに待つ”シュトレンの文化に面白さを感じたのです。その保存性の高さにも興味がありました。
けれど甘いものが苦手な平田は、どうしても洋菓子のバターと白砂糖が多用された市販のシュトレンが口に合わなかったのでした。ただ、ドライフルーツは気に入ったし、クリスマスの時間を待つコンセプトはやっぱり面白い。
どうしてもシュトレンを食べてみたくて、自分のために砂糖を使わないシュトレンの試作を始めたのが最初でした。ドライフルーツとナッツのケーキを参考にしながら、砂糖なしならバターもなしで、バターなしなら卵も使わずに、と次第に試作はエスカレート。
主な材料である3つを使わずに作るシュトレンはもはやシュトレンと呼んでいいのか分からないけれど、どうせなら健康的な材料で、甘いものが苦手な人だけでなく、アレルギーを持つ人にも届くシュトレンを作ってみたい。それが、わざわざのシュトレンの始まりでした。
それから、今年で14年目。今では毎年恒例、わざわざ屈指の人気のお菓子となりました。

わざわざのパン・お菓子のレシピの中でも、シュトレンほど試作を繰り返したものはありません。毎年楽しみにお待ちいただけている声も頂戴し、身の引き締まる思いです。販売開始まで、もうしばらくお待ちくださいね。
ストア紹介

パンと日用品の店 わざわざ

パンと日用品の店〈わざわざ〉は長野県東御市御牧原の山の上にポツンと佇む小さなお店。“よき生活者になる”を合言葉に、薪窯で焼いたパンと、食と生活それぞれの面から、独自の選定基準を定めて自分たちが心からよいと...もっと見る

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