岩手が誇る伝統工芸品のひとつ〈岩谷堂箪笥〉。
記録で確認できる岩谷堂箪笥の始まりは、江戸時代中期の天明3年（1783）。岩谷堂の領主である岩城村将の命により、三品茂左衛門が開発したとされています。永い年月を経て多くの職人たちの手によって研究・開発されてきた岩谷堂箪笥は、昭和57年に通商産業大臣認定の伝統的工芸品の指定を受けました。

三品茂左衛門の流れを引く〈岩谷堂タンス製作所(Iwayado craft)〉では、「たくさんの人たちに岩谷堂箪笥の魅力を感じてほしい」という想いから岩谷堂箪笥を作る際に出る端材を利用してブローチやアクセサリーを製作しています。

丁寧な漆塗りが特徴の岩谷堂箪笥。漆塗りには、はけで塗っては布で磨く「拭き漆」と、砥粉と混ぜた漆で目止めをして、研ぎ、その後に精製漆を塗り重ねて仕上げる「木地蝋塗り」があります。この手間のかかる作業があってこそ、時を経るにつれ透明感が増し、重厚感と品格のある箪笥になります。

そんな手間のかかった漆塗を身近に楽しめるのがIwayado craftの〈漆塗ブローチ〉です。

岩谷堂箪笥の端材から生み出されたブローチは、丸や三角などのベーシックなものから眼鏡や鳥などをモチーフにしたものまで、可愛い形が盛りだくさん。ぜひお気に入りの形を探してみてくださいね。
（ちなみに縁日で一番人気がある形は「めがね（丸）」です。眼鏡がチャームポイントの方へのプレゼントにもおすすめですよ◎）

岩手県奥州市で陶器を作る〈マルヨウ〉とIwayado craftのコラボレーションアクセサリー。
マルヨウが生み出す「温もり」とIwayado craftの漆・木材の「温もり」を合わせたものづくりを肌で感じることができるアイテムです。

縁日では他にもIwayado craftのアイテムを多数取り揃えております。
ぜひ日常生活に伝統工芸を取り入れてみてくださいね◎