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わざわざのシュトレン、卵・バター・砂糖を使わない理由

ストア:パンと日用品の店 わざわざ掲載日:2023/12/01
卵・バター・砂糖を使わない「わざわざのシュトレン」、本日12月1日(金)17:00より第8週のご予約が始まりました。今季のシュトレンの販売も、早いものであと第8,9,10週を残すのみとなりました。

クリスマス当日が近づくほどご予約が多くなる傾向にあり、毎年買いづらくなります。ぜひ今のうちにお買い求めくださいね。
わざわざのパン・お菓子のレシピの中でも、わざわざのシュトレン ほど試作を繰り返したものはありません。

世の中にシュトレンは数多くあれど、卵・バター・砂糖を使わずに、しかも薪窯で焼き上げたシュトレンをよそで見かけたことがありません。というよりも、世の中にないからこそ、私たちが作りました。

そもそもシュトレンとはクリスマスまでの4週間、少しずつ食べて待ち時間を楽しむというドイツ発祥の洋菓子です。保存性を高めるためには、ある程度の糖分や油分が必要です。だから、もはや私たちのシュトレンをシュトレンと呼んでいいのかはわかりません。

それでも卵・バター・砂糖を使わなかったのは、自然な甘さを好きな人達が食べたいと思うシュトレンが作りたかったからでした。
卵・バター・砂糖を使わない分、甘さと保存性を高めることが課題でした。これは、白ワインに漬けたドライフルーツのシロップをそのまま使うこと、そして水分を吸って保水してくれるココナッツを大量に使うことで解決。

試作の末、ドライフルーツの凝縮された甘み、国産小麦の甘み、自然の甘さだけで甘さを感じられるものに仕上がりました(砂糖をまぶしたような表面の白い粉は、実はライ麦の全粒粉なので甘くないんです)。

そうして出来上がった生地を、ひとつひとつ丁寧に成形し、最後にわざわざのロケットストーブ式薪窯で1時間かけて焼き上げています。一つ一つ焼き上げるため、週に約400本しか作ることができません。ですが水分量の少ない生地でもしっとりした質感を保てるのは、薪窯のおかげかもしれません。
試作の末、ドライフルーツの凝縮された甘み、国産小麦の甘み、自然の甘さだけで甘さを感じられるものに仕上がりました(砂糖をまぶしたような表面の白い粉は、実はライ麦の全粒粉なので甘くないんです)。
そうして出来上がった生地をひとつひとつ丁寧に成形し、ロケットストーブ式薪窯で1時間かけて焼き上げています。一つ一つ焼き上げるため、週に約400本しか作ることができません。ですが水分量の少ない生地でもしっとりした質感を保てるのは、薪窯のおかげかもしれません。
おかげさまで今年で15年目。毎年12月に入ると一気に人気が高まり、販売後まもなく完売となってしまいます。

2週間熟成させるとドライフルーツの水分が内部から染み出て、表面のライ麦全粒粉が黒っぽく。味が馴染んでおいしくなったシュトレン、どうぞ召し上がれ。

わざわざのシュトレン、ホールとハーフございます。

ストア紹介

パンと日用品の店 わざわざ

パンと日用品の店〈わざわざ〉は長野県東御市御牧原の山の上にポツンと佇む小さなお店。“よき生活者になる”を合言葉に、薪窯で焼いたパンと、食と生活それぞれの面から、独自の選定基準を定めて自分たちが心からよいと...もっと見る

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