今年も9月から、ドライフルーツの仕込み、白ワインに漬け込むところからシュトレンの準備をしてきました。

シュトレンに使うドライフルーツは7種。レーズン、カレンツ、いちじく、クランベリー、いよかんピール、プルーン、アプリコット、他にもくるみ、ココナッツ、自家製酵母、シナモン、クローブ、ナツメグ、かぼちゃの種…などなど。

卵・砂糖・バターを使わないわざわざのシュトレン。ドライフルーツの甘みだけでは物足りないため、ココナッツで甘みとコクを補っています。さらに、シナモン、ナツメグ、クローブと厳選したスパイスで香りづけ。

オーガニックのココナッツの甘み、ドライフルーツの凝縮された甘み、国産小麦の甘みと、自然の甘さだけで信じられないくらいの甘さを感じられるはずです。

ドライフルーツは白ワインに漬け込み、約1ヶ月寝かせて味を馴染ませています。材料が多い分、作る時にはかなり気を遣います。だから1本1本を大切に、今年も約4200本のシュトレンを焼きました。

わざわざの作るパンやお菓子は基本的に材料の種類がかなり少ないので、これだけバラエティに富んでいるのは、わざわざの中では異色です。でもそれらが渾然一体となったこの香りは、他にはない独特の芳しい、い〜い香りなのです。

10月から販売してきたシュトレンですが、今年もお別れの日が近づいてきました。

いま買わねば来年秋まで会えません！
最後に1本、ぜひお買い求めいただけたら嬉しいです。