わざわざ代表・平田はる香 初の著書「山の上のパン屋に人が集まるわけ」。2023年4月28日に出版してから1年が経ちました。たくさんの方に読んでいただき、SNSでもたくさんの感想をお寄せいただきました。感謝の気持ちでいっぱいです。心より御礼申し上げます。
表紙を丸く切り抜いた「わざわざ周辺MAP」を持ってお越しくださった方も
発売の翌月からは全国各地でトークイベントを開催していただいたり、4回の重版がかかったりと想像を超える反響に驚いています。この本をきっかけに、実店舗へ足を運んでくださったお客さまもいらっしゃいました。山の上までわざわざお越しいただき、ありがとうございました。
全国各地での講演は盛況で、都道府県ツアーは2024年6月まで延長することになりました。今日はみなさまへの感謝の気持ちを込め、改めて「山の上のパン屋に人が集まるわけ」の冒頭部分をご紹介します。
長野県、東御市にある御牧原台地。
私はこの山の上で、2009年から「わざわざ」というパンと日用品の店を営んでいます。
「わざわざ来てくださってありがとうございます」という意味を込めて名付けた店です。
一介の主婦が1人で始めた、パンと日用品の店。
移動販売と自宅の玄関先での販売からスタートして創業14年になる「わざわざ」は、2017年に法人化し、現在では3つの実店舗とオンラインストアを経営。3億円の売上がある企業へ成長しました。
山の上で始めた小さなパン屋が大きく成長したという事実を見て、「田舎暮らしで夢を叶えた成功者」と思われているのかもしれません。
でも本当は、全然そんなことないのです。
パン屋を始めることになったのは、世の中の「ふつう」にうまく乗れなかった私が、唯一できそうなことだったからです。
幾多の経営本が世の中に溢れる中で、私が本を書く意味が果たしてあるのだろうか。
「辺境地で事業を始めてうまくいった事例」をノウハウとして書く意味はあるのだろうか。
自分に問うた結果、「ない」と思いました。
だから、この本では「心」を記そうと思います。
できるだけ忠実に私の心の変遷を描きたい。
内実に沿った情景を忠実になぞるような言葉を選んで記すことができたならば、それは読んだ人の数だけ形を変え、誰かの役に立つことができるかもしれない。
そう思って、この本を書き記します。
「山の上のパン屋に人が集まるわけ」とあわせて読んでいただきたい、平田のnoteの記事を3本ご紹介します。
この1年間を振り返っての感謝の思いと、都道府県ツアーを経て感じたことをまとめています。平田のnoteの最新投稿です。
本が生まれるまでの紆余曲折や長時間にわたるインタビューなど、「山の上のパン屋に人が集まるわけ」出版に至るまでの紆余曲折した過程が記されています。
平田が初めて書いたnoteの記事。ありがたいことに公開当時は話題となりました。2018年4月時点での、わざわざの9年間を覗き見ていただけます。
オンラインストアで本をお買い上げいただいた方にステッカーをプレゼント
これから読んでみたいという方がいらっしゃいましたら、オンラインストアからもご注文いただけます。常温便の商品でしたら本以外の商品と同梱もできるので、お買いものと合わせてご注文ください。本のみをお買い求めの場合は、送料無料のページもございます。
予約わざわざ|【送料無料/同梱不可】 山の上のパン屋に人が集まるわけ
出版に関わってくださった方、手に取ってくださった方、本を通じて出会うことができたすべてのみなさま、ありがとうございました。そしてこれからの出会いも楽しみにしています!
ゴールデンウィーク期間中の発送について
4/27(土)〜4/29(月・祝)と5/3(金・祝)〜5/5(日・祝)の期間中は出荷業務をお休みさせていただきます。ゴールデンウィーク前の発送は4/25(木)・5/2(木)午前8時までのご注文までとなりますので、ご入用のものはお早目のご注文をお願いいたします。なお、わざわざのパン・お菓子につきましては通常と変わらず、店舗営業日に休まず発送いたします。ご不便おかけいたしますが何卒よろしくお願いいたします。
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ストア紹介
パンと日用品の店 わざわざ
パンと日用品の店〈わざわざ〉は長野県東御市御牧原の山の上にポツンと佇む小さなお店。“よき生活者になる”を合言葉に、薪窯で焼いたパンと、食と生活それぞれの面から、独自の選定基準を定めて自分たちが心からよいと...もっと見る