わざわざでは実店舗にある薪窯を用いて、自家製酵母のカンパーニュと、超長時間発酵の微量イーストの角食を焼いています。

いつもご注文いただいている皆様も、そういえば最近食べてない方も、まだ食べたことのない方も。この機会にわざわざのパンを召し上がっていただけたら幸いです。

わざわざのパン作りで大事にしていることは、毎日食べても飽きないパンを、健康的な素材で焼いて、適正な価格で売るということだけ。

これを貫くために試行錯誤した結果「一定量を焼き、一定量を売る」というのが最もシンプルで生産効率がよく、人間の労働とパンの品質の双方にとって安心だということがわかりました。そして実店舗・オンラインストアで販売数の調整をすることで一定量を売り続けてきましたが、ここ最近はなかなか厳しいのが正直なところです。

カンパーニュと角食はどちらも24時間以上低温で発酵させて粉の旨みを存分に引き出し、飽きのこない、毎日食べたいと思える味に仕上げています。カンパーニュでは季節ごとにドライフルーツやナッツの種類が変わる季節のカンパーニュも販売していて、今の時期は「くるみとレーズンのカンパーニュ」を焼いています。

毎日食べても飽きない味というのは、普通の味ということ。つまりは特別に美味しくてはいけません。ひと口目が明らかに美味しくてはいけないし、甘かったり濃かったり、インパクトのある派手な美味しさは、毎日食べるものには要らないと考えています。