ドラッグストアに行くと、たくさんの洗濯洗剤が目に留まります。しかし、石鹸で作られた洗濯洗剤はあまり見かけないかもしれません。
私たちの肌に直接触れる衣類やタオルを洗う洗濯洗剤を、みなさんはどのように選んでいますか?
一般的には、天然油脂を原料として作られたものを石鹸、石油や天然油脂などをベースに補助剤と合成して作られたものを合成洗剤、石鹸と合成洗剤が合わさったものを複合石鹸と呼ばれています。
これだけを聞くと洗剤によくないイメージを抱く方もいるかもしれませんが、それぞれに良さがあります。
補助剤が入った洗剤は少ない水で汚れを落とすことに特化していますし、石鹸は成分構成がシンプルな分お肌への刺激が少ないことや、使用後の排水が環境にやさしいことなどの強みがあります。
わざわざでは、気分やシーンによって洋服を選ぶように洗剤も使い分けて良いものだと考えます。
普段は石鹸で洗濯をしていても、水の使用量を少量に抑えたいときや汚れが気になるときやは洗剤を、場合によっては漂白剤も加えて洗うのも良いでしょう。
石鹸作りに魅了された創始者による石鹸への愛情が、今も変わらず受け継がれている木村石鹸。
職人の手作業による伝統的な釜焚き製法で、本質を見極めた製品作りを追求しています。その根底は、厳しい品質基準のある生協(コープ)でOEM商品の開発・製造を20年以上に渡って手がけてきた歴史にあり、現在は自社ブランドの洗浄剤を種類豊富に展開しています。
その1つ、SOMALIの洗濯用複合液体石けん。
ふっくらと柔らかい洗い上がりで衣類を傷めずに洗濯してくれます。皮脂汚れへの洗浄力補助剤として加えた天然オレンジ精油がほのかに香るところも心地良いんです。
「日常品に求められる品質は安全性・環境性・有用性のバランス」という考えのもと、使い心地の良い製品作りを心がける松山油脂。
この姿勢は、わざわざが提案する「機能面だけではなくその商品がどのように生まれて還っていくのか」という、考える消費と親和性が高いものです。
パーム核油とべに花油を原料に、昔ながらの釜焚き製法で作られた液体せっけんは、ふんわりとした洗い上がりで柔軟剤は要らないほど。冷水でも溶け残らないので使いやすいです。
人にも、環境にもやさしく、洗浄力は落とさないという松山油脂の意思が表れた洗濯石鹸です。
松山油脂|洗濯用[液体せっけん]M-mark series
ねば塾は、わざわざと同じ長野県東信地域にある福祉事業所。障がい者福祉施設から2名を引き取って設立後、心身のハンディがある方や健常者が働くねば塾は、石鹸販売の事業を確立させ「自ら働き、その収入で暮らす」という形態をサポートしています。
福祉の側面を知らずに、単純に石鹸の質が良いことからOEMの注文が入ることも多いという洗濯用液体せっけんは、赤ちゃんの肌に触れる衣類などにも安心して使えます。品質に対して驚くほどに割安で、初めて洗濯石鹸を使う方にもお試しいただきやすいお手頃価格です。
石鹸と洗剤、どちらにも強みと弱みがあります。
成分や性質について理解した上で使うのは大切ですが、難しく考えすぎたりどちらかだけに限定したりはしなくても良いのではないでしょうか。
使っていて気持ちが良いと思えるものを選ぶことが、衣類やタオルにも、環境にも、人々や自分にとっても豊かな結果につながるかもしれません。
肩の力を抜いて、洗濯ライフを自分らしく楽しんでくださいね。
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