小さく煌めくメレダイヤ(0.1カラット以下の小さなダイヤモンド)。メレダイヤの留め方にもいろいろな種類があります。留め方によってダイヤモンドの表情まで変わるのが面白いところ。
カラフルでは主に、ダイヤモンドを4点の玉で留める玉留め、星の彫りの真ん中に留める星留め、シンプルに埋め込むだけのチョコ留めでお留めしています。
代表的な留め方を一覧にしました
留め方だけでもたくさんの種類があります。
それだけ留め方がダイヤや指輪全体のデザインに影響するかがうかがえますね!
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伏せ込み(覆輪留め・伏せ留め・ベゼルセッティング)
ダイヤモンドの周りの金属を一周ぐるりと、少しずつダイヤモンドに向かって寄せていくシンプルな留め方。可愛らしく、すっきりとした印象です。引っかかりが少ないので普段使いに適しています。
伏せ込みで連続してダイヤモンドを留めたい場合は、石と石の間にある程度の間隔が必要になります。
彫り留め
石の周囲を彫ることで模様や爪をつくり留める方法です。彫り方によっていくつか種類があります。
金に4つの玉を出し、ダイヤモンドを留めることを玉留めといいます。4つの小さな打ち跡が石の周辺につき、そのつぶつぶが可愛らしい印象を醸し出します。
石の周囲を四角く削り、四隅に爪をつくって留めます。四角いマス(枡)にダイヤモンドが留まっているように見え、シャープでカッコいい印象です。ダイヤモンドを大きく見せてくれます。
石の周囲を光のように彫って、その中や間に爪を作り留める方法。日本で最も歴史のあるダイヤモンドの彫り留めです。後光が差すような神々しい彫り方で、「星」や「雪の結晶」のようにも見え、デザインの幅も広がります。
石の周囲をレモン型の彫り、石を2点で留める留め方。「目」や「葉っぱ」のようにも見えます。
チョコ留め(かべ留め・皿留め・オーストラリア留め・はめ殺し)
石が入っている穴の淵を一周押しつぶすようにして丸い照り返し(チョコ皿)をつくって留める方法です。伏せ込みとは違い爪で留めます。お猪口のように凹んでいて、お猪口にお酒が注がれている様子になぞらえた名前です。照り返しによって石が大きく見えます。
*以下3つはダイヤモンドで一周ぐるりと囲んだエタニティリングの例です。
4本爪
1石に対して4本の地金の爪でがっちり固定します。地金の印象が強めなのでキラキラしすぎず、カジュアルな印象が増します。
共有爪
隣り合う2つの石を同じ爪で留める方法です。ダイヤモンドの表面積が多いので、より華やかにキラキラしますが、引っかかりやすく4本爪よりも強度が下がるので身に着けるときには注意が必要です。
レール留め(チャネルセッティング・側溝留め)
レールのような2列の縁の爪で、隙間なく並べたダイヤモンドを両側から挟んで留める方法。当たりが少ないので、ダイヤモンドが外れる心配が少ないです。隙間がないので、整然として落ち着いた美しさがあります。
ダイヤモンドの魅せ方、指輪全体のデザイン、着用頻度などや使い方を考慮して留め方にもこだわりたいですね。
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