この装丁のような「静かな余白」の本もいいね。これ本棚にしまうのではなく、机や棚の上に何気なくポンと置いておきたくなる本です。
RATIO OF DISTANCE by Silke Otto-Knapp, Florian Pumhosl/アートブック
ドイツの画家シルケ・オットー・ナップと、オーストリアの美術家フロリアン・プムフースルによる共同作品集『RATIO OF DISTANCE(距離の比率)』。真っ白な表紙にタイポグラフィだけが配置された、無駄のないデザインだ。
ページをめくると、淡いモノクロームで描かれた海や島の風景が現れる。
具体的な場所を特定させない、静かで落ち着いた景色が広がっている。
巻末には「島という圏外」と題された日本語のテキストも収録。
ガラパゴス島やユートピア構想といった切り口から「島」について綴られており、ビジュアルだけでなく読み物としても楽しめる。
分厚い美術書のように、気合を入れて読むような本ではない。
ふとした時にパラパラと適当なページをめくって眺める、それくらい気軽な楽しみ方がよく似合う一冊だ。
RATIO OF DISTANCE by Silke Otto-Knapp, Florian Pumhosl/アートブック
ストア紹介
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