皆さん、こんにちは。
grafの古屋です。
朝の味噌汁や、夕食の煮物。
毎日の食事で何度も手に取るお椀だからこそ、使うたびに感じる手触りや、少しずつ変わっていく表情も楽しみたいものです。
今回は、福島県会津若松市の漆器工房「鈴武」でつくられている、「紅布着(べにぬのきせ)」の汁椀と小椀をご紹介します。
深みのある漆の色と、つるりとした艶。
一見すると端正な佇まいですが、手に取ってみると、木地のわずかな表情や、一つひとつ異なる風合いが感じられます。
天然木に天然漆を施して仕上げた、本漆の器。
いつものお味噌汁をよそうだけでも、漆の深い色が食卓をきゅっと引き締めてくれます。
汁椀は、お味噌汁やすまし汁など、毎日の汁物にちょうどよい大きさ。
実店舗のカフェ、graf kitchenでも実際に使っています。
小椀は、少し浅く口が広い形なので、和え物や煮物を盛りつけたり、小さな丼ものにも。
使いはじめの美しさだけではなく、毎日の食事で使って、洗って、また食器棚へ。
そんな何気ない繰り返しの中で、少しずつ艶が深まり、器の表情も変わっていきます。
会津漆器は、400年以上にわたって会津の土地で受け継がれてきました。
漆を塗っては研ぎ、また塗る。
いくつもの工程を重ねながら、丈夫で美しい器へと仕上げていきます。
今回の「紅布着」も、会津若松で漆器づくりを続ける「鈴武」の塗り師・鈴木誠一郎さんが、一つひとつ手がけています。
今日はお味噌汁、明日は煮物。
何気ない食事のたびに手に取り、少しずつ変化していく漆の艶を眺める。
そんなふうに、日々の中で長く、大切にしていきたい器です。
これから秋が深まるにつれて、あたたかい料理が食卓に増えていく季節。
いつものごはんに、漆の深い色をひとつ加えてみてはいかがでしょうか。
ストア紹介
graf
こんにちは graf(グラフ)です。
私たちは、「ものづくり」を通して、「暮らしを豊かにする」ことを目指すクリエイティブユニットです。
大阪の中之島と豊中を拠点に、家具の製造・販売、グラフィックデ...もっと見る