東屋の美しい日用品
東屋は、美しいものを作る会社。
例えば、商品が全て自然素材でできているところ。梱包も含めて、土に還るもの(鉄・木・土・紙・漆など)を素材の基本としています。このように東屋の商品には隅々まで理由があり、材料・工程・サイズ・用途・デザイン、どれ一つとっても妥協がありません。
見た目の美しいものだけが「美しいもの」とは限りません。使う人のことを考え、作り手のことを考え、地球のことを考え、そうやってデザイン・用途・ものが関わる全てのことを包括して考えられたものにのみ、与えられるであろう「美しさ」。
東屋は、そんな美しさを感じさせるものを作る会社です。近ごろ再入荷したものを中心に、東屋の商品をご紹介します。
台所・食卓に美しいもの
米櫃(こめびつ)
釘や金具を一切使っていない東屋の米櫃。上蓋はそのまま外せるようになっていて、桐素材ゆえの軽さで持ち上げもとても楽です。また、引き戸の滑りの軽さも大きな魅力。力入らずでスーッと開閉できる感触と、ピタッと閉まる密閉性の両立は、桐の名産地・春日部なら ではの手仕事です。
麻布十四番 キッチンタオル
亜麻の単糸をシャトル織機で1時間に1~2mの速さでじっくりと織られたキッチンタオル。単糸は双糸(2本撚り合わせた糸)と比べて毛羽立ちが起きやすく耐久性が劣りますが、繊維本来の柔らかな手触りが残り、吸水性に優れているのです。飽きのこない見た目で、台所にずっといてほしい存在です。
竹箸
箸こそ毎日手にし口にする日常の道具。東屋の竹箸はしなやかな美しさと、軽さ、丈夫さに優れています。永く使い込んで、その変化も更に楽しみながら日々を共にできる。そんな奥深い魅力も持ち合わせてくれています。
醤油差し・お酢入れ
何といっても液だれしない切れのよさ。ほどよい量をしっかりと注げるよう、注ぎ口の構造には幾重にも工夫が込められています。本体を傾けて戻すときに注ぎ口の内部が真空になり、口周辺に残った液体が本体側に吸い込まれるよう設計することで、抜群の切れを実現しました。
トレー お盆
美しいリム(縁)の立ち上がりは「へら絞り」という職人技の賜物。サイズは24cmと29cm。明確な使い分けができるので、もし両サイズを持っていたとしても困りはしません。そして2つを重ねて置いておけば、場所を取らないうえに美しい。まさしく東屋らしい、使いやすく美しいものがこのお盆だと思います。
盆皿 西の木
木の特性として年輪がはっきりしている栗の木。職人のたしかな目と腕をもって年輪の美しさや特長を見極め、活かし、形作られた、シンプルなデザインが際立つ逸品です。ひとつひとつ異なる豊かな表情を楽しめます。
折敷
古来より神事で、近代では懐石料理の配膳などでも使われてきた折敷(おしき)。世の中にお盆やトレイは数多ありますが、そのなかでも折敷の放つ存在感は、独特の静謐さがあります。胡桃油のオイル仕上げとなっているので、無垢仕上げよりも艶があるのが特徴です。
暮らしの隅々に美しいもの
石鹸台 石鹸皿
実にシンプルな用途のものなのに美しいのは、東屋の突き詰めた美意識がそこにあるから。見た目の美しさもさることながら、耐久性に優れている陶器の石鹸皿。そして、木曽檜の柾目材で作られた石鹸台。どちらも石鹸を映えさせる名脇役です。
靴べら
竹細工の伝統工芸が盛んな奈良県生駒市の職人が手作りする靴べら。美しく削られた先端は、丁寧に仕上げられたことが伝わるなめらかさ。すべすべしたなめらかさで踵を滑り込ませるように靴が履けるのは、使い続けたくなる要因のひとつです。
霧吹き
東屋らしいプロダクトの美しさが目を引きます。もともとクリーニング用に開発された仕様を、普段使いしやすいよう噴射範囲を狭めてアップデート。細部まで妥協のない工業的なデザインで、そのまま見えるところへ置いておきたい美しさを纏っています。
日本の素材と技術を活かし、細部にまでこだわって作られた東屋の商品。改めて日本の技術の素晴らしさを伝えてくれると共に、現代の生活に違和感なくとけ込み、時が経つにつれ味わい深くなる商品ばかりです。
わざわざのパンも、ぜひ一度お試しください。
ストア紹介
パンと日用品の店 わざわざ
パンと日用品の店〈わざわざ〉は長野県東御市御牧原の山の上にポツンと佇む小さなお店。“よき生活者になる”を合言葉に、薪窯で焼いたパンと、食と生活それぞれの面から、独自の選定基準を定めて自分たちが心からよいと...もっと見る