わざわざが手作りしてお届けしている「わざわざのお菓子」。今回、あらためて紹介させていただきます。パンと同じくらい、どのお菓子も素材・製法・味にこだわって作り続けているものばかりです。
普通じゃないかもしれない 「ふつうのクッキー」
“ふつうのクッキーという名前ですが、これ普通じゃないですとよく店頭で言われます。こんなクッキーが普通に売ってたら嬉しいなぁという気持ちで名前をつけました。” - 2014年の投稿より
わざわざのパン作りで大事にしていること。それは、毎日食べても飽きないパンであること、健康的な素材で焼くこと、適正な価格で売るということ。基本はお菓子も同じです。毎日食べる必要はないけれど、お菓子を食べる時間は日常の中で少しの楽しみになります。
シンプルな材料だけを作る健康的なお菓子であることで、たまにお菓子を楽しむときにもなるべく罪悪感を感じさせない。派手な美味しさはなくとも、日常に寄り添えるお菓子でありたいと思います。
その中でもこの「ふつうのクッキー」は、一番甘みを感じるお菓子です。懐かしさもあるミルキーな味。口にほうばった時にちょうど良い甘さを感じて、あともう1個とついつい手が伸びるクッキーを目指しました。材料は、わざわざの基準で選んだ発酵バター、地元の卵、十勝産の小麦粉、そして洗双糖。そこに小さくカットしたクランベリーをひとつ。
パンを焼いたあとも薪窯はまだ温度を保っていて、この熱も無駄にしたくはありません。ふつうのクッキーや「薪窯ラスク」は、薪窯の余熱を使って焼いています。また、ふつうのクッキーの包み紙は、パンの原材料である小麦粉の包み紙を再利用して作っています。「もったいない」と始めた取り組みが現在も続いています。
休日の朝はスコーンでもいい。
甘さ控えめ、ゴロッとした形がかわいい全粒スコーン。おやつの時間はもちろん、のんびり始まる休日の朝食にぴったりかもしれません。シンプルで飽きのこない味がわざわざらしいお菓子です。
香りを嗅げば、全粒粉と発酵バターの良い香り。そのままでももちろんおいしくいただけますが、軽くトースターで焼くとサクサクした食感が楽しめますし、また良い香りがしてきます。焼けるまでの時間にジャムを選んだり、紅茶を準備したりするのもいいですね。お気に入りのジャムや紅茶ならば、スコーンの控えめな甘さがジャムや紅茶のおいしさを引き立ててくれることでしょう。
真空パックでお届けするため、賞味期限は製造日より1ヶ月。当店ロゴと同じウチダゴウさんデザインのパッケージもお気に入りで、プレゼントにもお土産にもオススメしたい逸品です。
紅茶のスコーンはわざわざでも揺るぎない人気、ひしわの”農薬を使わず育てた紅茶”を使用しています。少し焼き戻して、ふわーっと広がる紅茶の香りを楽しんで。
オーガニックココナッツがたっぷり入ったココナッツスコーンもおすすめ。見た目は全粒スコーンに似てますが、食べるとわかる!
バレンタイン時期だけの大人気チョコスコーンも。冬を楽しみにしていてくださいね。
初めての方に「全部入り」
こちらもウチダゴウさんデザインのパッケージ。ちょっとした贈り物にも。
わざわざで作っているお菓子を1袋につめこんだ「わざわざのお菓子 全部入り」。ふつうのクッキー2枚、スコーン2個、季節のビスコッティ1枚が入っているセットです。まだ食べたことがないという方に試していただければ、きっとお気に入りのお菓子を見つけていただけるはず。
季節のビスコッティは時期により内容が変わるのも楽しんでいただけたら。
パンが生まれ変わった「薪窯ラスク」
わざわざでは毎日同じ量のパンを仕込んで売るということを一つのスタンスにしています。パンを余らせて廃棄することを良しとしません。最適な数を見極めながら一定量のパンを焼き、それでも余ってしまったパンがあれば薪窯ラスクにする。一定量のパンを焼き続けるためにできるひとつの策です。
その名の通り、パンを焼いた薪窯の余熱で焼くことでエネルギーも余すことなく使います。薄く切ったパンを下焼きしたあと、シナモンバターを塗って本焼き。どちらの工程も窯の温度を利用しています。パンを焼くからこそできるわざわざならではのラスクだと思っています。
しかし単純に、「パンが余ったらラスクにすればいい」というものではありません。きちんとおいしいお菓子にして、きちんと売り続けられることも大切に考えています。ですから材料にも妥協しません。発酵バターとオーガニックのシナモン、洗双糖を混ぜたバタークリームを、丁寧に一枚一枚塗ってから焼いています。
下焼きから本焼きまで2日間かかり手間をかけたおいしさを是非お試しください。
ストア紹介
パンと日用品の店 わざわざ
パンと日用品の店〈わざわざ〉は長野県東御市御牧原の山の上にポツンと佇む小さなお店。“よき生活者になる”を合言葉に、薪窯で焼いたパンと、食と生活それぞれの面から、独自の選定基準を定めて自分たちが心からよいと...もっと見る