東北地方では12月12日を山の神の日といい、昔からこの日は山に入ってはいけない日だとされています。
12月12日は山の神が自分の山の木の本数を1本1本数える日で、この日に山に入ると間違えて木に数えられてしまい、山から帰れなくなるという言い伝えがあります。
東北に伝わる山の神にまつわる伝承や、マタギたちの風習からモチーフをおこし、
山でのお守りの役目を担う手拭いをつくりました。
山の神は醜い姿をした女性の神。
男好きで、ひどく嫉妬深い性格をした神様だと言われます。
山の神を怒らせてしまっては獲物も獲れないし、災いが起こる。
そのためマタギは女人禁制で、狩猟や祭りの日に女性が山に入ることは禁じられていました。
他にも、山に入る前は女性と話をしないようにするとか、
里で留守をあずかる女性も化粧を控えるようにするとか。
嫉妬深い神様のご機嫌を損ねないよう、マタギの間では守らなければならないルールや風習が様々あります。
オコゼの干物は、マタギが山に狩猟に入る際に、山の神に捧げる貢物です。
なぜオコゼなのかと言えば、理由はその見た目にありました。
山の神はオコゼを見ると、「この世に自分よりも醜い生き物がいる」と喜び、機嫌を良くするのだそうです。
オコゼの干物は、猟の安全と豊猟を祈願するマタギの必須アイテムだったと言えます。
両端に配した三角の模様は、日本の伝統模様で「鱗紋」と言います。
オコゼにももちろん鱗はあるわけですが、この紋様の起源はヘビの鱗であるとされます。
蛇は古くから再生のシンボルとして信仰の対象となってきました。
三角形を並べた模様が、蛇の身体を守っている鱗の模様と似ていることから、鱗紋様は「身を守る・魔除け」の意味を持つようになりました。
古くは江戸時代から綿織物の産地として知られる、愛知県・知多半島で織られた木綿生地を使用しています。
シャトル織機と呼ばれる織り機を使いゆっくりと織り上げるため、生地に負担がかからず柔らかな風合いに仕上がります。
綿花本来の色味をそのまま活かすため、漂白と呼ばれる工程をあえてせずに、あたたかみのある生成地に仕上げてもらいました。
手拭生地の中でも文生地は、太めの糸で目が粗く織られているので、汗や水をよく吸い、乾きも速く、日常使いに適した生地です。
柔らかな手触りで、使い込むほどに肌に馴染んでいきます。
・商品によって柄の出方が異なります。ご了承ください。
・手ぬぐいの昔からの仕様に習い、TENUGUIの両端は縫われておりません。
これには、洗濯後の乾燥を早め雑菌の繁殖を防ぐなどのメリットがあります。
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岩手県産の南部地粉を使用したザクザク・みっしりした食べ応えのあるスコーン。
フレーバーは「プレーン」と「チョコ」の二種類。どちらも甘さ控えめで、小麦の風味をお楽しみいただけます。
岩手県一関市にある縁日の実店舗でも人気で、お土産用にも喜ばれています◎
お手拭きとしてはもちろん、