冬の季節以外は、どうしても食器棚の奥に眠ってしまいがちな土鍋。
「調理道具として優れている分、お鍋の季節だけ活躍するのはもったいない。寄せ鍋の時以外でも、いろいろな料理を作りやすければいいのに」
「土鍋だと火がまわるのに少し時間がかかるから、できれば短時間でも火が通りやすい土鍋があったらいいな」
と思っていたところ、理想にぴったりな「弥生陶園」の土鍋と出会いました。
萬古焼の生産でも知られている三重県四日市市は、昔から土鍋づくりが盛んな産地。
弥生陶園も耐熱陶器を中心にものづくりをしており、土鍋づくりが得意な窯元です。
そんなの弥生陶園が作る土鍋の大きな特徴は、一般的なものよりも浅いところ。この浅さ加減がまた絶妙でして、お鍋として使いやすい適度な高さはありつつも、同じサイズの他の土鍋と比べると、より短時間でぐっと早く火が通るんですね。
「時間がない!急いでご飯の用意をしなきゃ」という生活をしている人にとっては大助かりなお鍋だと思います。
ちなみに、もともと浅鍋が作られた理由は、弥生陶園・代表の久志本さんが大のお酒好きなこととも関係が。
「お酒を飲みながら、ゆっくりとお鍋をつつきたい。だから、もし途中で冷めても、火にかければすぐ熱々になるように」
「具材が少なくなって新しく足してもすぐ煮えるように」
そう考えた時に、高さがない鍋の方が火の通りが早いなと思い、浅鍋を作るに至ったそうです。
早く調理できるのは、お酒好きな方にとっても、時短調理したい人にとっても嬉しいですよね。
こちらの土鍋は、寄せ鍋以外の料理に使えるところも魅力。耐熱陶器製のすのこが付いているので、蒸し料理も作ることができます。
すのこが鍋の内径にちょうどよく収まるので、すのこを支える台などがなくても、少し水を張るだけで蒸し鍋として使えます。
蒸し野菜も手軽にできるので、ちょっと野菜を一品足したいという時にもおすすめ。カブやお芋も、ほっくほくに仕上がります。
浅い分、寄せ鍋だけではなく、すき焼きやしゃぶしゃぶ、煮物用として活躍するのも嬉しいところ。
基本的にてんぷらなどの油料理でのご使用はNGですが(油が煮えたぎって危ないので)、お肉を炒めるくらいの調理にはお使いいただけます。
この土鍋にはもう1つ、熱々の状態が長く続くという特徴があります。
これは、萬古焼が作られている地域のそばで採れる、蓄熱性と保温性が高い土を使っているから。
一度火にかけると火を止めてもしばらく余熱でぐつぐつしているので、カセットコンロを食卓に置かなくてもしばらくあたたかいままお鍋を楽しむことができます。
左は9号で3−4人用に、右の8号は1ー2人用におすすめのサイズ。
一般的な土鍋より浅い分、食卓に置いた時に圧迫感がないかなと思います。
冬が過ぎても、収納棚の奥にしまい込まずに使い続けたいなと思えるお鍋。
時間がなくても、これがあるから一品メインを作れるなと安心させてくれる、頼もしい道具です。
ご使用いただく前に、お米のとぎ汁や片栗粉を煮立ててからお使いください。(2−3回繰り返すのがおすすめです)
吸水性が高いため、水分が鍋底に染み出ることがありますが、異常ではありませんのでご安心ください。また、ニオイやカビ、染みを防ぐには、ご使用後にしっかりと乾燥させるのがポイントです。もしニオイが気になる場合、お鍋に水と重曹を入れて、水から煮てみてください。
■商品についての注意事項
・ご使用のパソコンのモニターによって、実際の商品と色柄が異なって見える場合があります。予めご了承下さい。
・実際の色、質感、サイズ、重量には多少の差があります。予めご了承下さい。
- カテゴリ
- 生活雑貨 > キッチン用品・調理器具 > 鍋・フライパン
- ブランド
- 弥生陶園
- スペック詳細
- ■素材/原料 :耐熱陶器
■サイズ :約Φ255×H130mm
(持ち手を入れるとΦ325mm)
■容量 :1.5L
■ガス火ご使用可能、オーブンご使用可能
■IH,電子レンジ、食器洗い機ご使用不可
■原産国 :日本(三重県)
■天然素材を使用している為、実際の色、質感、サイズに多少の差があります。予めご了承下さい。
■ご使用のパソコンのモニターによって、実際の商品と色柄が異なって見える場合があります。予めご了承下さい。
あと少しの買い足しに便利!価格の安い順にスタイルストアの商品をご覧いただけます。