※yoshida pottery×KOZORASOU
愛スコーヒーカップ
2カラー、2型ある中から
最も人気なカラーと形
「白|胴締型」のみ販売いたします。
どこまでも青い空
もくもくと綿菓子のように
ふくらむ雲
あついあつい、夏のある日
「あぁ・・
こんな日は、ごくごくとアイスコーヒーを
美味しく飲みたいなぁ」
その感情や理想をそのまま形に
〝より美味しくアイスコーヒーが飲める器〟
をテーマにご製作いただきました。
手掛けてくださったのは、
こぞら荘のオープン当初より
お世話になっている
芦屋の陶芸作家yoshida potteryさん。
いつもと同じコーヒーでも
器ひとつ変わるだけで
美味しく感じられる魔法のカップ。
これで、
暑い夏もきっと乗り越えられる。
むしろ、夏が好きになる。
yoshida pottery × KOZORASOU
オリジナル作品
「愛スコーヒーカップ」
こちらは、白色のカップ。
同じ形を揃えるのか
別の形、色にするのか
組み合わせを考えるのも
楽しみのひとつ。
同じ形を揃えるのか
別の形、色にするのか
組み合わせを考えるのも
楽しみのひとつ。
カランカラン
今日も氷の音を立てて
ごくごくと。
※お色と形にお間違いのないように
ご注文くださいませ。
※世界から人気の作家様のため
1年の中で1〜2回ほどの頻度で
時々入荷をし、お届けをしております。
入荷時は、Instagramでご案内を致しますので
ご確認くださいませ。
朝、起きての一杯。
ひと仕事終えての一杯。
おやつと一緒に一杯。
そりゃ、淹れたてが一番。
でも、作り置きでも
買ってきたものでもいいのです。
その器がお気に入りのものだったら
そのコーヒー時間が楽しみになる。
それだけで本当に美味しくなる。
発売当初
「アイスコーヒーカップ」
という名前で世に出たのですが
あまりにも
全国のたくさんの方から
お問い合わせをいただいたり
このカップをお目当てに
ご来店される方がいらっしゃったり
日に日に、
本当にたくさんの方に愛されていると
感じるようになりました。
そして、現代には、
あまりにもたくさんモノが
溢れてしまっているなと感じます。
作り手としても、
お届けする側の私たちとしても
ひとつのものを大切にするということ
ずっと、ながく使い続けるということ
ひとつひとつに想いをそそぐということ
そんな風に愛でて使っていただきたい
そう思い
アイスが、「愛ス」となり
お届けすることとなりました。
お迎えくださった方は
ぜひ、暮らしの中で愛してやってください。
カランカランと
氷たちが響かせる音にも
耳を傾けてみてください。
あたる場所によって
音の高さが違っています。
そして、水滴を纏う容姿
その水滴がつたう様
普段、
気にもかけていないことが
いとおしく、かわいく、素敵に見えてくる
お気に入りのモノを揃えること
それはこうした小さな発見を生み
その小さな積み重ねで
日常を豊かにしてくれるのです。
とは言え
もちろんアイスコーヒーのみでなく
他のお飲み物もお召し上がりいただきたい。
朝起きてのむ一杯のお水
喉を潤すキンキンに冷えた麦茶
時々飲みたくなるカルピスに
あったかい紅茶、眠る前の白湯
そして、ビールやワインなど
お酒にも..
そんなあらゆるシーンを想像していた時
吉田さん(yoshida pottery)がご提案をくださり
さらなる器が誕生しました。
それが、藍色のカップ。
それぞれに2型あり
合計4種類の器が完成いたしました。
藍色に比べ少したくさん入る
白色のカップが2型
白色に比べ少なめに入る
藍色のカップが2型
どの色の、どの形で
何を飲もうか。
その時々の気分によって
器を選ぶ時間もワクワクします。
そして、棚に置いておく
静かに佇む様も美しいのです。
まるでヨーロッパで
昔から使われてきたような
古道具のようなシルエット。
実はこの洋風に見えるシルエットにも
吉田さん(yoshida pottery)が
これまで大切にされてきた
足跡が宿っているのです。
そのお話はまた後ほど。
兵庫県芦屋市
旧宮塚町住宅に アトリエ / 工房 を構える
yoshida potteryさん
2006年から2019年末まで
約13年9ヶ月
宇治の茶陶 朝日焼に従事されてきました。
「朝日焼」とは
大名茶人である小堀遠州より指導を受け
遠州七窯の一と数えられ
茶の名産地である宇治において
茶人や茶の作り手の声に応えながら
400年の歴史を重ねきた窯元です。
歴代の窯元が積み重ねきた時間
同じ「朝日」の印を押す重み
時の積み重ねを感じながら
職人として培った時間が今の礎となっているのだそう。
その経験を経て
現在の器の底に記されている印にも
手づくりのうつわをお届けする、作家としての
想いが込められているのだとか。
yoshida potteryさんが生み出す作品には
まず第一印象の美しさを
大切にされています。
そのため、ご本人様も
「うつくし器 -utsukushiki-」と
呼ばれているのです。
そして、それらはさらに使うほどに
良さを感じてもらえるものであり
「うつわは使うことで育つ」
そう、おっしゃいます。
使い手によって様々な表情を生み出すこと
それが作り手にとっての楽しみでもあるそう。
歴史ある窯元で学んだこと
茶の湯を通して培われた美意識を形にし
お客様の幸せに繋がるうつわを、と
手作りならではの
素敵なものづくりをされています。
⑴ BEAUTY
使いやすさは美しさを伴い
美しさは使いやすさにつながる。
この想いと結びついた言葉、
それが「用の美」です。
民藝運動の創始者である
柳宗悦が提唱した言葉であり
道具としての機能性を持ち
飾らない美しさを併せ持つ。
この言葉に凝縮された
機能美を目指されています。
「美しさ」
これだけでは、お腹は膨れません。
だけど作り手として絶対に譲れない点。
見るたび、その美しさを感じてもらい
幸せを生み出す。
それこそが、吉田さんの生み出す
手作りのうつわの持つ意味なのです。
⑵ FEEL
視覚の次に、触覚。
吉田さんの器と言えば
特徴的なすべすべ感のある肌触りです。
その気持ちよさは手に伝わり
口が触れることで尚一層
心地よい感覚を与えてくれるのです。
気持ちいい、うつわです。
⑶ WEIGHT
誰しもが思うでしょう、
うつわは軽いほうがいいと。
軽ければ、手への負担は軽くなります。
ただし、強度は弱くなってしまいます。
そして熱を放出しやすい..
温かさや冷たさをできるだけ保ちたい。
そのためにも適度な厚みは必要です。
重さの感覚は、
ものを大切に扱うことにも繋がります。
ひとつのうつわを大切に扱っていただくため
ここにも工夫がありました。
人は、見た目から重さを想像します。
その見た目から想像する重さより
僅かに軽くご製作されているのです。
軽く感じながらも
そのそれぞれのうつわにとって
いい質に仕上がるための最大の重さで。
そこがポイントであり
吉田さんの作品の面白いところです。
⑷ USEFUL
「使いやすいうつわ」
それは、食卓によく登場するうつわの定義です。
和食、中華、ケーキ、和菓子
なにを盛り付けても
より、おいしそうに見える。
それもまた大切にしていることの
ひとつなのです。
⑸ SAFETY
安全性
安全かどうか。
割れ物だから割れにくいうつわ?と
捉えてしまいそうですが
原料についてのお話を。
色を綺麗に見せるなどをするため
古来、鉛などを使い発色を良くしてきたのも事実。
最近では無鉛化の研究も進み、
発色をきれいに見せるなどの成果も見られます。
原料に使っていないということは
作り手目線からはわかるものの
本当に問題がないか
手にする皆さんにまでなかなか
行き届かない情報です。
多治見市陶磁器意匠研究所より
「Not detected(検出されず)」と
June 1,2021に証明されており
安心してお使いいただけることも
声を大にしてお伝えできるのです。
「こんな器作って頂けませんか?
いつも唐突ですみません!笑
アイスコーヒーのカップが欲しいのです。」
そんなお話から誕生した作品。
ガラスや木、そして金属
脚が細く長く、薄い器はいろいろあります。
陶器でも制作の手法により
近づけるものもあります。
けれど、普段から行っている
その手で、作る感覚を探りながら
その感覚を大事に、ロクロで作れるもの
上の重さが耐えられる
ぎりぎりの細く長い脚を
バランスを見ながら
でも、かわいらしさも残しながら
そう試行錯誤をして
イメージを形にしてくださいました。
すぐに試作をして
まだ生乾きの状態で
持ってきてくださいました。
その容姿があまりに素敵で
即、決定。
そして、さらに
吉田さんがこれまで大切にされてきた
背景を上乗せしてくださったのです。
それは、
茶の湯で主客を繋ぐ一番身近な道具である
〝茶盌の感覚〟を取り入れるということ。
口当たり、
口元から全体を感じる美。
足を切り離して
上部分だけをみると
湯のみのような
おわん型になっていることがわかります。
胴締(どうじめ)
天目(てんもく)
椀形(わんなり)と
聴き慣れない名前がついているのも
それが由来なのです。
一服がもたらす
豊かな時間をお届けしたい。
そんな想いを込めて
形にしてくださっています。
見ての通り
お辞儀をしているような傾き。
同じ素材、タイミングで
同じように窯にいれても
完成した作品はひとつひとつ
異なった表情があります。
くるくる器を回してみると
このように傾いているものも
たくさんあります。
釉薬の垂れ具合によって
ふくらみが出たり
その部分のお色のみ
少し濃く見えたりもします。
斑点があることもあります。
人間が操作できない
土と炎によって
できあがる器。
みんな違うから素敵で
どう仕上がるか最後まで分からないから
それが器の魅力なのです。
口元のお色も
とても繊細で
まるで昔の絵画のような
そんな趣のあるお色です。
飲みやすいように
全ての作品が全て少し外側に
ひらいているのですが
胴締型は特に湯のみ茶碗のように
ひらいたデザインが特徴的です。
オンラインでは見比べていただくことは
でき兼ねますが
どんな表情の器が届くか
たのしみしていただけたらと思います。
白色|胴締型