東屋が企画し、猿山修氏がデザインを手掛けた、古物ベースの形が可愛らしい五寸のお皿。
うつわの見込みの丸く凹んで落ちた部分は「鏡」と呼ばれ、このお皿には、大きな鏡があるので名前は「丸鏡」。「赤輪」、「呉須輪」に続き、うっすらと青みがかった白色が加わりました。
五寸皿(約15cm)は、取り皿や銘々皿と呼ばれることも多いサイズで、主菜の取り皿としてもはもちろん、お刺身やお漬物などをのせるのにも便利な大きさです。
無地の白磁は、お料理の邪魔にならず、お皿に盛り付けた食材が引き立ちます。薄くて軽いので、重ねて収納しやすく、家族の人数分揃えるのもおすすめ。
ちょっと大きめの小皿といった大きさの5寸皿は、意外と持っていない方もいるかもしれません。取り分け皿としてや、お刺身や副菜をのせたりと、多用途に大活躍。普通の小皿よりもたっぷりと盛れるので重宝します。
真っ白ではなく、うっすらと青緑色に見え、奥行のある優しい白色。艶っぽく透明感のある色合いは、清潔感とほどよい緊張感があり、食卓が引きしまったな雰囲気に。
素朴で控えめな存在感ながら、使い勝手は抜群です。ふろふき大根やエリンギとズッキーニのグリルなど素材を活かしたシンプルなお料理が引き立つ一枚。取り皿として何枚あっても勝手のいいお皿です。
一人分のお刺身を入れるのにもちょうどいい大きさ。イカのお刺身がよく似合います。
長崎県波佐見町の白岳窯で作られている丸鏡。
なんとも言えない色合いの白、所々に黒点がみられる素朴な風合い、スッキリと平坦ではない少しざらついた生地が、古物を思わせるような雰囲気を醸し出しています。
平成9年の創業以来、信頼できる国内のつくり手と協働し、生活の為の道具を生み出している東屋。この国の暮らしの歴史の中で生み出され、永く愛用されてきた、数々の道具。いつも静かにそこにあり、確かに役に立つ。そういうたくさんの「もの」と心地よく調和し、豊かな時を過ごすことができるように、「もの」と、「もの」を作り出す仕組みの創造を目指しています。
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