東屋の銅の茶筒を手に取ると、まずこの茶筒に継ぎ目がないことに気づくと思います。継ぎ目のない茶筒は、探してみると意外と稀有な存在です。継ぎ目がない分、そこに隙間が生まれることもありません。どこから見ても滑らかで美しく、茶葉に悪影響な湿気も防ぐ、まさに東屋らしさに溢れた茶筒です。
内蓋と外蓋を開ける度に気持ちよさを感じられる、ぴったりとした作りの茶筒。茶葉が湿気や光の入りで傷まないよう、隙間を作らず高い密封性を追求しています。外蓋は少しひねりながら開けるほどの密閉度、内蓋は自重によりすーっと入っていく気持ちよさがたまりません。開け閉めする度に丁寧な作りを実感します。
茶筒の内側は錫めっきで、酸化防止などのコーティングはされていません。いたってシンプルな作りに東屋らしさを感じます。生産地は銅のやかんと同じく新潟県燕市。燕市は金属加工の産地として知られています。まさに産地ならではの質の高さを存分に含んだ茶筒です。
素材は銅と、銅に錫めっきが施された2種類がございます。どちらも経年変化が楽しめる素材です。銅のものは赤金色から少しずつ飴色のように、錫めっきのものはより深い銀の色味を帯びていきます。
表面にコーティングは一切されていないため、一年後、二年後、どんどんとその経年変化を味わえます。長く使う中で育つ茶筒は、お茶を楽しむ場面に必要不可欠なアイテムになっていくことと思います。
サイズは3種類からお選びください。茶筒というと煎茶やほうじ茶葉を想像しますが、高い密封性を生かして紅茶やコーヒー豆を保存するのにも適しています。一番小さなサイズは容積が約120cm3。煎茶などをいれておくのによさそうな大きさです。中サイズは煎茶に始まり、ほうじ茶や烏龍茶など少しかさのある茶葉を入れる際にも重宝します。大サイズはたっぷりの茶葉やコーヒー豆を入れてお使いいただけます。
あっという間にペットボトルの水や緑茶がそこかしこで買えるようになって、家でお茶をいれるという習慣はまたたく間に消え去った。ここ30年くらいの話である。
日本の素材と技術を活かし、細部にまでこだわったクオリティの高い商品を生み出している東屋(あづまや)。東屋の商品は改めて日本の技術の素晴らしさを伝えてくれると共に、現代の生活に 違和感なくとけ込み、時が経つにつれ味わい深くなる商品ばかりです。デザイナーの猿山修さんとコラボレーションした作品群も魅力的で、デザインと様式美が溶け込んだ、どれも愛着を持って末永く使えるような商品を作っています。
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- カテゴリ
- 生活雑貨 > キッチン用品・調理器具 > ティーポット・急須
- ブランド
- 東屋
- サイズ
- 小|直径73mm×高さ63mm×重量200g
中|直径80mm×高さ95mm×重量270g
大|直径90mm×高さ118mm×重量355g
- 容積
- 小|120cm3
中|260cm3
大|480cm3
- 素材
- 茶筒本体|銅、錫めっき
茶筒内側|錫めっき
中蓋ツマミ|真鍮
- 製造
- 新光金属(新潟県燕市)
- 販売
- 株式会社 東屋(東京都渋谷区)
- デザイン
- 猿山修
左:銅 中サイズ 右:錫めっき 中サイズ