しなやかに形が変わっていく、革を編み込んだ籠です。竹や樹皮で編んだ籠では形状変化しませんが、革はやわらかなその特性を活かし、多様に形を変え、装いを変え、使用シーンにフィットしていきます。
革の伸びる方向を揃えずに、無作為に編み上げることで、すべてが均一ではなく、形が変わっていきます。収納やディスプレイとして使うのはもちろん、写真のように付属の持ち手を取り付け、手提げ鞄としてもお使いいただけます。
経年変化とともにどんどん深みが増す革籠。育てた人のみが味わえる、革の醍醐味です。経年変化は決して色合いが変わるだけでなく、生活に馴染んでいくから不思議です。これがひとつ育った時には、革籠が当たり前のよううに身近なもの、生活の一部になっていると思います。
見るほどに美しく編みこまれた革籠。持ち手を付けて手に取った時、この籠は形を変えて美しく変化します。革の伸び、くせ、変化の要因は様々な部分にあり、未知数の曖昧な魅力が形となって表れます。
飾るもよし、物を入れるもよし、持ち運ぶもよし。少しずつついていく傷や汚れが、もともと自然界でついた傷と相まって、育ち、風合いとなります。
飾っても美しい籠。さて、どのような籠の使い方をしましょうか。
神戸のフルオーダーの鞄屋で三年間の修行の後、独立。その後、京都府京丹波町に拠点を移し、「logsee」として本格的に始動。2019年には膨らんだブランド内のイメージを整理し、それぞれに明確な方向性を定め、ブランドを細分化し、新たに石黒由枝さんによる「LO(エルオー)」と石黒幹朗さんによる「uun(ウウン)」の2つのラインを始動。
logseeの扱っている革という素材の元々は、皮です。”皮から革になる”、”革から皮に目を向ける”という、二つの方向から生まれたラインが「LO」と「uun」です。
■LO
最高級の革で仕立てるフルオーダーで培った技術や経験を元に、極限まで削ぎ落としたデザインを形にします。鞄や財布、カードケースなど、美しく、構築的で洗練され、実用性に優れた製品を製作しています。
■uun
皮を鞣しの段階から行い、皮から革になる過程で変化していく表情や状態をそのまま活かし、形にします。皮と革の間の、曖昧で繊細に移ろいゆく素材の魅力を、アート性に優れた作品で表現しています。
皮と革の間で出来る事は、まだ未知数な部分が多く、この状態の時しか現れない曖昧な魅力がある、と石黒由枝さん、幹朗さんは言います。確かに生きていた気配と共に、製作を続けています。
ヌメ革には水分に弱い特性があり、濡れたままにしておくと水染みができる場合があります。もし濡れた場合には、放置せず柔らかい布などで拭き取ってください。
手作り品の為、ひとつひとつが微妙に違います。お客様都合での返品、交換につきましては配送料をお客様のご負担でお願いいたします。未使用品であっても、大きさ、デザインもしくは色のイメージ違いによる返品・交換はお客様都合になります。ご利用のブラウザ、モニターの性能、設定により商品の色、素材感等につきましては、 現物と若干の違いが出る場合がございます。あらかじめご了承くださいませ。
- カテゴリ
- ファッション > 鞄・バッグ > かごバッグ
- ブランド
- logsee
- サイズ
- 小サイズ
鞄部分|約29cm×約28cm(中央部)
持ち手部分|約24cm(平置き時)
高さ(中央部)|約3〜5cm(平置き時)
高さ(四隅最後部)|約8cm(平置き時)
大サイズ
鞄部分|約36cm×約38cm(中央部)
持ち手部分|約35cm(平置き時)
高さ(中央部)|約4〜5cm(平置き時)
高さ(四隅最後部)|約9cm(平置き時)
- 素材
- ともにヌメ革
- 色
- ヌメ 黒
- 備考
- 革の特性により、寸法が数cm異なる場合がございます。平均値としての寸法となりますので予めご了承ください。
例えば付属の持ち手を付けて、かごバッグに。