冷たくてつるっと食べやすいので、そうめんに頼ることが多くなる夏。「またそうめん～？」と家族から言われてしまったりしていませんか。そんな時はいつもとアレンジを変えて、豪華なそうめんにしてみましょう！手が込んでそうに見えますが、いたって簡単に作れますよ。

●そうめん　1把
●お刺身
●菜の花
●ぎばさ（あかもく）
●小口ネギ
●十倍だし 15cc
●イマイ醤油 5cc
●ごま油香宝 5cc
●水40cc

まずは合わせだれを作ります。十倍だし15cc・イマイ醤油5cc・水40cc・ごま油香宝5ccを混ぜ合わせていきます。

食べやすい長さに切っておいた菜の花を茹でていきます。沸騰したお湯にざっくりと切った菜の花を入れていきますが、まず太い茎からいれて少し時間が経ってから葉の部分を入れましょう。茎を一つとって食べてみるのが一番おいしく茹でられます。ちょうどいい時間を探してみてください。

きっちり冷やすと色止めにもなり緑が鮮やかに仕上がります。また、冷やすことでちょうどいい茹で加減をキープできるのでひと手間ですが、味がぜんぜん変わってきます。青菜をきちんと茹でられる人はお料理上手だと言いたいです。

今度はそうめんを茹でていきます。たっぷりのお湯で茹でるとおいしく茹でられます。沸騰したらそうめんをはらりと入れますが、そうめんがシナっとなったらお箸で少しくるくると麺がくっつかないようにばらしてあげましょう。

今回使っているそうめんは「本場小豆島そうめん」です。香川県小豆島はそうめんの名産地のひとつとして知られています。こちらのそうめんは小麦の風味が生かされ、コシが強く、つるんとしたのど越しが特徴。これからの季節、買い置き必至です。

具材とそうめんの準備が整ったので、あとは盛り付けていきます。まずは1で作った合わせだれを器に入れます。このとき、盛り付けが終わった後に上からかける分を半量くらい残しておいてください。

続いてそうめんを盛り付けます。お箸で少し円を書くように盛り付けるときれいです。

次にぎばさを乗せます。ぎばさとはアカモクとも呼ばれる海藻で、めかぶを超える粘り気があり一度食べるとやみつきになりますよ。

今度はそうめんの周りに菜の花を乗せていきます。ぎばさと菜の花の間のスペースに、この後お刺身を盛り付けたいので、隙間を少し残しておきます。

隙間にお刺身を盛り付けて、小ネギを適量散らし、残りの合わせだれをかけたら完成です！

ただそうめんと菜の花を茹でて、お刺身と共に盛り付けただけといえばそれまでですが、このやってやった感の見た目がたまりません...！豪華に見えるのでお客様がいらっしゃったときの〆の料理にいかがでしょうか？きっと感動してくださるのでは？