和三盆をご存知ですか?
200年以上昔、讃岐の地に伝わった和三盆。
やさしい甘さと上品な味わい、口に含むとスーッととけるその口溶けを特徴とし、
今も尚、当時の伝統製法を守りながら、職人の手作業により丁寧につくられています。
その原料は、瀬戸内の温暖な気候と風土により育てられる、
細黍(ほそきび)と呼ばれる讃岐産サトウキビを使用することで、
他の砂糖にはない独特な風味が生まれます。
その製糖工程は、非常に手間のかかる作業で、
「押し船」と「研ぎ」という職人の心のこもった作業により、
白く、繊細な和三盆がつくられていきます。
「押し船」とは、丸一日圧力をかけて水分を抜く作業の事で、
「研ぎ」とは、手水を付けて練っていく作業の事です。
「押し船」により水分を抜き、「研ぎ」により練りながら水分を足していく、
という作業を何度も繰り返し、寒風で丸一日かけて自然乾燥させます。
こうした作業により、ようやく、白く繊細な和三盆へと仕上がります。
一工程、一週間。
非常に根気が必要な工程で、ここに職人の熟練した技と心が息づきます。
昔はこの作業を3回繰り返していたので、「盆の上で三度研ぐ」という意味から、
和三盆という名前が付けられました。
現在は、より白く繊細な和三盆をつくるために、5回以上研いでおり、
その一種独特の風味は「味覚の芸術品」とまで言われています。
和三盆糖100%だからこその風味と食感。
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HIYORI WASANBON|和三盆糖・瀬戸内三盆・モラセス
ストア紹介
日和制作所
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日和制作所がお届けする和三盆ブランド “HIYORI WASANBON”
日和制作所のお干菓子は全て手彫りの菓子木型と、手作業で作られた和三盆糖から作られています。
手の跡...もっと見る