わざわざのオンラインストアでもお馴染み、うなぎの寝床が手がける日本のジーンズこと「現代風もんぺ」。この着やすさに魅了されたわざわざは、2012年にうなぎの寝床が創業して以来、数々のもんぺを仕入れてお客様にお届けしてきました。

わざわざ代表の平田ももんぺが大好き。この写真はコレクションの一部で、現在20本ほどのもんぺが現役として活躍中だそうです。

うなぎの寝床が伝統的な形のもんぺを取り扱っていた頃、うなぎの寝床代表・白水さんの奥様が手作りした細身のシルエットのもんぺが気になった平田が「それが欲しいよ。作ってほしいな」とお願いしたことが現代風もんぺの始まりでした。

もんぺは戦前に婦人標準服の活動衣として世の中に広まり、戦後は農作業着として着用されるようになったと言われています。農作業着としてのもんぺは、動きやすいようにお尻やふくらはぎ、足首の周りがゆったりした作りです。

その良さを残しつつ、うなぎの寝床がある福岡の伝統的な織物である久留米絣を用いて、時代に合わせてデザインしたのが「現代風もんぺ」なのです。着ていくうちに生地がだんだん柔らかに育っていく様子はまさに日本のジーンズです。

「現代風もんぺにストレッチ素材はないの？」という声にお応えしたこのもんぺは、ポリウレタンを2%加えて作りました。やわらかく横に伸びるストレッチ生地から製作しています。太ももやふくらはぎ周りが楽になり、膝を曲げ伸ばしてもつっぱりがありません。

このストレッチもんぺは宮田織物で別注したこだわりの生地で作っている、わざわざオリジナルのものです。生地が伸びるので現代風もんぺデビューの1本目としてもよく選ばれています。

わざわざで取り扱うもんぺの多くは、春から秋は一枚穿きで快適に過ごせる一方で、寒い冬は出番が少なくなってしまいがちかもしれません。そこで出番となるのが、もんぺの下に穿くあたたかいインナー「もんぺした」です。

リブ以外は伸縮性のある綿100%のフライス生地を使用しているため、肌に触れたときの間隔がとにかく心地よいです。また、若干の厚みがあって手触りが柔らかいうえに、蒸れにくい特徴もあります。お手持ちのもんぺと組み合わせるほかに、ワンピースやスカートと重ねてレギンスのように履いてもいいですね。

ちなみに、わざわざにはもんぺしたの他にもウール素材のスパッツが2種類あります。シルクふぁみりぃの柔らかなウールスパッツと、johaのウールレギンスです。johaはレディース・メンズ・キッズの3サイズに分かれていますのでご家族の皆さんで着用可能です。もんぺの下にスパッツを合わせて、しっかり防寒してくださいね。