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和ごよみと暮らしに寄りそう工芸品・日用品のお店、「暮らしのほとり舎」です。
4月5日から二十四節気は春分から「清明」へと変わり、様々な草木が芽吹き始め、花は咲き乱れ、鳥たちも歌い出す清々しい季節となりました。
いつも二十四節気が移り変わるのと同じタイミングでストアレターを発行しようとしているのですが、他のことに追われているうちにもう「清明」が終わってしまいそうです😱
どうしてもこういうことにはなりがちですが、次の二十四節気こそはなんとかタイミングを合わせてストアレターを発行したいものです^^;
今回、「清明」の文字から真っ先に思い浮かんだ「和ろうそく」について、ご紹介致します。
菜種油から作られる「菜の花ろうそく」
菜の花ろうそくは、菜種油を主な原料としたろうそくです。
和ろうそくの中でもリーズナブルな「菜の花ろうそく」は、毎日のお仏壇や神棚にもおすすめです。
菜の花の香りはしませんので、食卓でも安心してお使い頂けます。
高澤ろうそく店|菜の花ろうそく[菜種油・和ろうそく・日本製]
米ぬか油から作られる「米のめぐみろうそく」
米のめぐみろうそくは、米ぬか油を主な原料とした和ろうそくです。
米のめぐみろうそくの形は、下が細く上の方が広がっている「イカリ型」。
これは、和ろうそくの正式な形で、ご法事や、葬儀、結婚式、お盆、お正月など、正式な場合に使いますが、普段使いにもおすすめです。
高澤ろうそく店|米のめぐみろうそく 1号[米ぬか油・和ろうそく・日本製]
櫨(はぜ)の実から作られる「ろうそく等伯」
櫨から作られた「ろうそく等伯」は、火を灯すとロウが溶け、櫨色(はじいろ)へと変わります。
また、ハゼロウで作るろうそくは粘り気があるため、溶けたロウが流れ落ちにくいのが特徴です。
深くあたたかみのある黄色と、やわらかに揺れる炎は、ゆったりとした時間を生み出します。
高澤ろうそく店|ろうそく 等伯[和ろうそく・櫨ロウソク・日本製]
漆の実から作られる「うるしろうそく」
石川県輪島産の漆の実だけを使って作られる「うるしろうそく」。
うるしろうそくは、輪島塗の産地で行われている漆の植林活動を応援したいという思いから作られました。
漆ロウは、粘気があるので垂れにくく、ゆったりとした橙色のあたたかみのある炎が特徴です。
高澤ろうそく店|うるしろうそく 1.5号[和ろうそく・蝋燭・日本製]
ヤシ油から作られる「和ろうそく ななお」
ヤシ油を主な原料として作られる「和ろうそく ななお」。
自然なままの無着色で仕上げてられているため、黄みがかった柔らかな色味をしています。
5種類ある印象的なデザインは、能登の植物や木の実がもつ曲線をモチーフにデザインされています。
高澤ろうそく店|和ろうそく ななお[ヤシ油・蝋燭・キャンドル]
いかがでしたでしょうか?
昔ながらの日本の灯り「和ろうそく」。
和ろうそくは、コンビニやスーパーなどでよく見かける真っ白な「西洋ろうそく」と違って、櫨や米ぬか、菜種、椰子の油など、自然素材、植物性由来の原料を使用して作られるため、環境と人にやさしく、とってもエコ。
電燈が普及した現代。お仏壇や神棚が無いご家庭では、ろうそくを灯す機会はそうないかも知れませんが、和ろうそくはそのためだけに作られているものではございません。
ろうそくの炎のゆらぎには、小川のせせらぎやそよ風、星の瞬き、蛍の光など、自然現象に見られるものと同じ、人が心地よく感じるリズムを持っています。(1/fゆらぎ)
いつもの食卓や机の上で、和ろうそくを一つ灯してみてください。
ゆらゆら揺らめく炎に照らされれば、いつもの空間にゆったりとした豊かな時間が流れます。
ぜひ、お試しください🍀
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