普段、パンのお供にはどのようなものを選んでいますか?いつもと同じ定番の食べ方もよいですが、たまにはこんなアレンジもいかがでしょう。今回は、わざわざ流のはちみつバタートーストの作り方をご紹介します。
<材料>
・わざわざの角食
・非加熱はちみつ
・醗酵バター
まず、わざわざの角食を「分厚い!」と驚かれるくらいの厚さに切ります。写真よりももっと分厚くいってもいいくらいです!
角食の断面に十字の切れ込みを入れたら、コンロに足付き焼き網を重ねて角食を乗せ、焼き具合を確認しながらじっくり焼き上げていきましょう。
いつも人気の足付き焼き網。実は今少しだけ在庫がございます!ガスコンロの上に置いて、パンを炙れば外はカリッ、中はふわっです。トースターで焼いたのとは全くの別物のパンになります。直火はやっぱりすごい。一度試して欲しいです。
焼き色がついたらお皿に移し、十字に切り込みを入れた部分の中央に醗酵バターを乗せます。おこっぺの醗酵バターはバター特有の風味やコクが強く感じられるので、いつものパンでもこれを塗るだけで味わいがグンと違ってきます。
最後にBeehiveの非加熱はちみつをかければ、絶品はちみつトーストの完成です!朝から贅沢なはちみつトーストで、1日のよりよいスタートが切れそうですね。
いつもの食パンで作っていただいてももちろん良いのですが、やっぱりわざわざの角食で作るとひと味もふた味も違うはずです。わざわざの角食の感想をお聞きするとよく「耳がすごいおいしい!」と言われます。スタッフもそれはすごく感じていて、耳の何とも言えないパリッと感、香ばしさは、ほかの食パンではまだ味わったことがないように思います。
耳の香ばしさは、角食を焼くときの型に国産の圧搾式の菜種油を塗っているからこそです。かつて一度コストを下げようと目論み、安いサラダ油を塗ってみたこともありましたが、その型で焼かれたパンの表面に強い苦味を感じ、吐き出しました。そして一つの素材も妥協してはいけないと強く感じたのです。
わざわざの角食は(角食だけではなくカンパーニュや他オリジナル商品も皆そうなのですが)、そんなところまで?と思うような細かいところまで徹底的に良いものを選んで作り上げています。この味わい、おうちで噛みしめていただけたら何よりです。
信州産アカシア蜂蜜 恵山は、わざわざもある長野県東御市で採取
もうひとつ、今回レシピの中でご紹介した非加熱はちみつを製造するBeehive(ビーハイブ)を紹介させてください。Beehiveはご夫婦2人で営む村上養蜂が手掛けています。
季節ごとにミツバチの飼育に適した環境を求め、伊豆を拠点に長野県や北海道へ移動しながら、こだわりのはちみつを採取。各地を転々と旅しながらミツバチと共に生活する様子は、まさに「花の遊牧民」です。
純度が高く透明感があるアカシアのはちみつ。果糖も多く、冬でも固まりにくい
Beehiveのはちみつは、採蜜した土地や花によって種類が分けられており、信州産アカシア蜂蜜「恵山」のほか、春先に伊豆の山桜から採れた伊豆産山桜「咲耶」や、北海道産の菩提樹蜂蜜「聖樹」があります。採れたてのはちみつに含まれる栄養素と酵素を壊さないよう、採ったそのままをろ過して瓶詰めしていることも、大切にしているこだわりです。
特にアカシア蜜はクセがなく、さらっとした口当たりと爽やかな甘みが特徴。パンはもちろん、チーズやヨーグルトにもぴったりですよ。
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パンと日用品の店〈わざわざ〉は長野県東御市御牧原の山の上にポツンと佇む小さなお店。“よき生活者になる”を合言葉に、薪窯で焼いたパンと、食と生活それぞれの面から、独自の選定基準を定めて自分たちが心からよいと...もっと見る