湯たんぽみたいなリブウール靴下は、わざわざのオリジナル商品第1号です。開発以来、改良に改良を重ねながら販売を続け、今では寒い季節の定番アイテムになりました。
今日は、リブウール靴下が完成するまでの物語と、その後に誕生したアランウール靴下についてお話しします。
わざわざのある長野県東御市は、真冬には氷点下となる日も多い地域。この地域で寒さに負けずに快適に暮らしていくために、頼りとなったのがウール素材でした。
以前よりウールの肌着や靴下を愛用していた、わざわざ代表の平田。オリジナル靴下を作るまでは他メーカーのウール靴下を販売していたのですが、履き心地やデザイン性などあらゆる点において納得のいくウール靴下はなかなか見当たらなかったのです。
それなら、パンを焼くように商品を作ってみてはどうかと考え、2014年にオリジナル靴下の企画をスタートしました。
この時頼ったのが、同じ長野県で靴下を製造しているタイコーさん。協働を経て、普通なら靴下に使わない高級ウール糸を使用した、じんわりとあたたかみを感じる靴下を作り始めたのです。
靴下という擦れやすい環境から、使用していると穴が開いてしまう課題がありました。お客様の声をもとに協議を重ね、耐久性を高めて穴が開きにくい仕様へと改良を重ねてきました。
現在、ウール靴下はウール83%、ポリエステル12%、ナイロン4%、ポリウレタン1%で作っています。これは、あたたかさとやわらかさ、耐久性、フィット感を満遍なく表現するために、わざわざとタイコーさんが辿り着いた黄金比率です。
編み機から直接立体的に編成されるホールガーメント製法で作ったこの靴下は、縫い目がなく、手編みのような質感。この製法ができる工場は全国でも少なく、タイコーさんの技術の高さから実現しています。
シャープな印象に見せたい時は伸ばして履き、ジーンズの裾からちらりと覗かせるとかっこよく決まります。くしゅくしゅと縮めて履くとボリューム感が出るので、コーディネートのアクセントになりますよ。
アランウール靴下は、リブウール靴下と同じ糸、同じ製法のデザイン違いです。立体的な模様がかわいい印象で、リブウール靴下よりも1色多い5色で作っています。見た目にもあたたかみがあり、同じ模様のニット帽子と組み合わせたコーディネートもかわいいです。
わざわざ|わざわざオリジナル 湯たんぽみたいな アランニット帽子【帽子】【ニット帽】
どちらも湯たんぽのようにあたたかいのですが、より温もりを感じるのは目が詰まっているリブウール靴下です。足元の冷えでお悩みの方はリブがおすすめですが、アランもあたたかく作っているので、迷った場合はデザインや色で選んでみてもいいですね。
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ストア紹介
パンと日用品の店 わざわざ
パンと日用品の店〈わざわざ〉は長野県東御市御牧原の山の上にポツンと佇む小さなお店。“よき生活者になる”を合言葉に、薪窯で焼いたパンと、食と生活それぞれの面から、独自の選定基準を定めて自分たちが心からよいと...もっと見る