ここ数日で気温がぐっと下がり、秋の深まりを感じる季節となりました。わざわざのある長野県東御市では、山々が紅葉に彩られ、辺り一面が美しい秋色に包まれています。
朝晩の冷え込みとともに木々は少しずつ葉を落とし、歩道には赤や黄色の落ち葉が舞いはじめました。
澄んだ空気に秋の香りが混じり、散歩が楽しい季節でもあります。今日は秋のおでかけに着たい、宝島染工の衣服たちをご紹介します。
福岡県にある宝島染工。化学染料が使用されるようになった十九世紀半ばまでは、全て天然染料で染め上げた物を着ていました。虫よけ・薬効、又は身分など実用性から装飾へと、染色技術は人から人へとつながれていきました。
安価で便利な化学染料に比べ、今となっては貴重となってしまった藍など天然染料ならではの地味なようで鮮やかな彩度ある色。色を重ねることによって出る色のとろみ、「侘びの味」の様な雰囲気は独特の物があると思います。そんな宝島染工の商品を、わざわざでは長く取り扱ってきました。
裾が少し広がったすっきりとキレイ目のシルエットに、生地の高密度の綿麻素材を泥染めにすることでムラ感ある革の様な雰囲気に仕上げた宝島染工のボックススカート。高密度で少しハリがありながらしなやかな質感、ギャザーと染めの色が豊かな表情を魅せてくれます。
天然染料ならではの落ち着いた色味と相まって、きれいめなコーデにも。一枚あると手持ちのシャツやTシャツなど様々なトップスとのバランスが取りやすく、重宝するスカートです。
宝島染工の定番のひとつで、わざわざでもロングセラーの「シルクコットン 切替シャツ」。コットンによるさらりとした着心地と、シルクによるとろみのある上品な質感を兼ね備えた1枚です。
コットン70%、シルク30%。コットンのさらっとした着心地に、シルクのふわりとしたとろみ感がプラスされた上質でなめらかな質感のシャツ。デイリーにもフォーマルにもお使いいただけます。
こんなに薄いのに、夏は涼しく冬は暖かく着られるのがシルクの特徴。シルク繊維は綿の約1.5倍の吸湿性があり、汗などの水分は吸収し衣類の外側に放湿、一方で肌表面の温度は一定に保ってくれます。
夏は汗をかいてもサラッと気持ち良く、冬は細かな繊維の隙間に熱を保持してくれるので暖かく着ることができます。
「コーチジャケット」と聞くと、ナイロンのものを思い浮かべる人が多いかもしれません。でも、宝島染工のコーチジャケットは、高密度に編まれた綿麻素材(綿87%、麻13%)を使用。高密度ならではのパリッとした感触と、ナイロンとはまた異なるしなやかながらもシャカシャカとした質感を備えつつ、天然繊維の肌触りのよさも残しています。
ただいまご用意しているのは草木染のチャコール。見た目にムラ感やオイル感があり、どこか革のような雰囲気も持ち合わせた表情が魅力です。天然染料ならではの落ち着いた色味ながら、すっきりとしたデザインも相まってずっしり重い見た目ではないため、長袖シャツやシャツ、ニットとも軽やかに合わせられる一着です。
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ストア紹介
パンと日用品の店 わざわざ
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