当店の冬の看板商品として愛されてきた「五泉ニットのプルオーバー」ですが、輸入糸の価格高騰や、入荷時期が予測できず染色が進まないなどの理由で、残念ながら廃番となってしまいました。

しかし、「国産の糸でいいものがありますよ！」というつくり手の頼もしい提案により、今回、新しい糸を使った新生五泉ニットのプルオーバーが誕生しました。 旧品の良さを受け継ぎつつ、 さらに品質にこだわった、ここでしか手に入らない逸品です。

「Super 120’ｓ五泉ニットのプルオーバー」は、素材にスーパーファインメリノウールを使用。極細糸による抜群の肌触りで、一日中肌ストレスなく過ごせます。また身幅をゆったりとったリラックスシルエットながら着やせ効果抜群で、発色が良く顔まわりを明るく見せてくれます。

空気が乾燥するとお肌もデリケートになりがち。そんな時期もこちらならば気持ちよく着ることができます。

たくさんの糸見本の中から、旧品に一番近い、柔らかい肌触りのものをと探し出したのは、オーストラリア産のスーパーファインメリノの梳毛糸を100%使用した糸。国内の信頼がおける工場で紡績と染色をしています。

スーパーファインメリノとは、メリノウールの中でも特に良質な部分だけを刈り取ったウールのこと。非常にきめ細かい毛で、赤ちゃんをくるむことができるほどの優しい肌触りとして知られている素材です。加えて防縮加工もされています

モデルのゆりさんは、敏感肌なのでウールのニットを着てもらうときにはいつもドキドキするのですが、こちらのニットの感想を聞くと、「ちくちく感がなくて着やすい！」とにっこり。ほっとした瞬間でした。

極細糸を編み上げているので、私たちがニットと聞いて連想するほっこりナチュラルなものとは一線を画し、オフィスや食事会など、少し改まったシーンにもふさわしい風格があります。

新潟県五泉市は、国内でも最高レベルといわれるニットづくりの技術を持つ産地。高橋ニットさんはそのうちの一社で、長年著名ブランドのニット製品を手掛けてきました。

つくり手の高橋さんは「表示上は同じウール100%となっていても、使っている糸のランクが全然違います」とのこと。ニットの場合、糸を厳選しても、実際編んでみないとどんなシルエットになるか分からないのだそう。素材と編み方、デザインの組み合わせで、いいものになるかどうかが決まります。「いいニット」が作れるのは、長年の経験と知識があればこそなんですね。

中厚手のニットはあたたかいけれど、着ぶくれが気になるという方もこちらはその心配がありません。

バスト124cmというかなりたっぷりのサイズ感で、9号から15号までの方に対応するのですが、ワイドな身幅は縦にストンと落ちてくれるため、きれいなドレープが生まれてすっきりとした見た目に。

体型や骨格を問わず、どなたでもきれいに着こなしていただけると思います。

生地は伸縮性を備えたゴム地スムース編みを採用しているので、突っ張った感じがなく快適に着られるのもうれしいところ。年齢を重ねて体型が強調されやすくなったと感じている方にもたいへんおすすめの一枚です。

「秋冬は顔や目元がくすんで見えてしまう……」。そんな場面でも頼りになるのが「Super 120’ｓ五泉ニットのプルオーバー」です。

スーパーファインメリノウールは発色と光沢の美しさにも定評があり、顔まわりを明るく演出してくれます。

カラーバリエーションにはホワイトをはじめ、セージグリーンやレッド、ロイヤルブルーといった全8色をご用意。秋冬はついついダークトーンの装いをしてしまいますが、明るい色のニットを取り入れるとコーディネートが楽しくなるのも好ポイントです。

コンディション良く、長く着て頂くためには、ドライクリーニングでのお手入れがおすすめです。肌に直接触れることはほとんどないと思いますので、頻繁に出す必要はありません。シーズンが終わったらクリーニングに出す程度で十分。

そのかわり頻繁な着用は避け、1日着たら数日休ませる。その際、たたんでしまう前に湿気を飛ばすこと（ふわっとラックに数時間かけておく）。天然繊維（ウール）100%なので毛玉は避けられません。毛玉ができたら、はさみで切るのがおすすめです。

当店限定の大人気ニット、五泉ニットのプルオーバーを再びみなさまにお届けできる日がやってきました。チクチクしないなめらかな肌触りや、着ぶくれ知らずのきれいなシルエットは継続。

はじめての方もリピーターの方も、ぜひワードローブにお迎えください。