「なんて素敵なんだろう」と展示会で一目惚れをしてしまったのが、「Jacquard Works（ジャカード・ワークス）」のバッグです。

ジャカード織というと、高級メゾンやセレクトショップのお出かけウェアというイメージがあったのですが、洗練された雰囲気はそのままに、高い技術で織られた生地を日常に活躍するシンプルなバッグに落とし込んでいることに感動して、お取り扱いを始めることになりました。

持ってみると驚くほど軽く、普段づかいにぴったり。シンプルなお洋服が多い方も、こちらを持つだけでコーディネートが洗練されます。

Jacquard Works製品の産地である群馬県桐生市は、奈良時代より続く繊維の産地。こちらのブランドは、1906年創業のジャカード織物機屋SUSAIのファクトリーブランドで、自社で製作したオリジナル生地を使用しています。

「ジャカード織」とは、1801年にフランスの発明家ジョゼフ・マリー・ジャカール（英語読み：ジャカード）氏によって発明された自動織機を使って織られた生地のことをいうのだそうです。

日本には、1807年に京都・西陣に導入され、桐生には1877年以降に導入されました。その後、桐生はジャカード織の産地として長い歴史を紡ぐことになります。

ジャガード織りの生地は、布地の上から絵柄を印刷する「プリント生地」とは異なり、色や柄のデザインが一本一本の糸の構成により、生地自体に織り込まれています。そのため、自然な立体感や豊かな表情が生まれ、唯一無二のアイテムになるんです。

ちょっとしたお出かけや習い事などに便利な、A4サイズが縦にも横にも入るバッグです。

マチを大きめにとっていることで、厚みのある本、ノートPCやふっくらとしたポーチなどもしっかり収納できます。ちょっとしたお出かけに必要なものは十分収納できるサイズ感なので、さまざまなシーンで活躍してくれますよ。耐荷重は約2㎏と、普段のお出かけには十分です。

こちらのバッグは布製なので、裏地つきでしっかりした作りではあるものの、約110gと超軽量なのが良いところです。

また、たたむととてもコンパクトになるので、旅行やお出かけのサブバッグとして使用するのもおすすめ。

さらに手洗いでのお洗濯、低温アイロンが可能なので、自宅でお手入れをしながら長く愛用できるのも嬉しいポイントです。お手入れに気を使わなくて良いバッグをひとつ持っていると、気軽に持ち歩くことができますよ。

green matrasse（左）は、ややパステル調のつや感のあるグリーンで、キルティング生地のようなふわっとした表情を持っています。

funky fringe（中）は、エメラルドグリーンとパープルの糸を使い、縦方向にジグザグのフリンジのような模様が走るカットジャカードの生地。フリンジのもふもふとした肌触りはペットを撫でているかのようです。

orange dots（右）は、やや厚みのあるライトグレーの生地に、オレンジ色でポチポチとした手触りが楽しいドットを散りばめた、ポップで可愛らしいジャカード織生地です。

ジャカード織とひとくくりで呼んでいますが、こんなに多彩な柄が生まれるんだ、と唸ってしまいます。

生地の美しさと軽さで、お出かけが楽しくなるようなJacquard Works（ジャカード・ワークス）のバッグたち。はっと目を惹くこんな柄バッグは、日々の装いを美しく彩ってくれます。