細いラインが特徴のスキニーデニムは、きれいなシルエットを作りだしてくれる優秀なアイテムです。でも、年を重ねるにつれ「スキニーは合わなくなってきた」「細身のパンツは避けたい」そんな声も耳にします。

そんな方にもぜひ足を通していただきたいのが、Lelillの「大人スキニーVer.3」。腰から太ももにかけてはゆったりしているのに、きれいな形で細見えも叶えてくれるのが特徴です。

ボリューム感のあるデザインのトップスには、細身のボトムスを合わせるとバランス良くまとまります。しかし年を重ねるごとに、締め付けやラインが出てしまうのが気になって、細身のボトムスは敬遠しがち……。こちらは、そんな大人女性が穿けるスキニーデニムを目指したパンツです。

ウエストはゴム仕様、そしてタックを入れることで、腰回りから太ももにかけてゆとりが生まれているのが特徴。

タックが開かないよう向きを工夫し、内側に倒すことで、お腹周りの膨らみが目立たないように配慮されているのも嬉しいところです。ひざから下はすっきりとしたラインなので、ゆったりとした穿き心地ながらも、シルエットの美しさも両立しています。

寒い時期の外出は、冷え対策が必須です。特に下半身は冷えやすいので、あたたかいボトムスやインナーを仕込みたいところ。しかし、厚手のボトムスの下にレギンスなどを仕込めば、着膨れして太って見えてしまうのが気になりますよね。その点、こちらのパンツには発熱素材が使われています。

発熱素材とは、水分を吸収して熱に変えることで、あたたかさを保つ性質があります。なので、ほんのりとあたたかさを感じていただけますよ。肌触りは普通のデニムと大差ないのですが、外でこちらを穿いたモデルのゆりさんに穿き心地を聞いたところ、「風が吹いてもあまり寒さを感じなかったです。肉厚なデニムなので冬も安心ですね。ストレッチがきいているから動きやすかったです」とのことでした。

冷えが気になるけれど、重ね着は着膨れが気になるという方にはぜひおすすめしたいパンツです。

こちらのデザイナーは、もともとデニムブランドの経験が豊富なだけあり、細かいところまで手を抜かない仕上げにも注目していただきたいんです。

生地端を通常はロック仕上げにするところを、「両巻き縫い」にしているのが特徴。両巻き縫いとは、2枚の布地の端を片方は表側、もう片方は裏側に少し折り返して巻き込むように生地を合わせ、縫い合わせる技法です。

この仕上げにすることで強度が高まるうえ、ひざが出にくくなるので、長くきれいに穿くことができます。お気に入りのデニムが1本が見つかれば、毎日でも穿きたくなるもの。こちらのパンツなら、穿き続けてもすぐにくたびれてしまうこともありませんよ。

脚を細く見せながら、リラックスできる穿き心地も妥協しないのは、まさに大人女性のためのスキニーパンツです。これ1枚でしっかりあたたかいので、冬の重ね着は着膨れするし、窮屈感があって苦手、という方もぜひ試してみてくださいね。