RABOKIGOSHI works（ラボ・キゴシ）は、50年以上の歴史を持つ靴メーカーが手がけるブランドです。国内生産で一足ずつ丁寧に作られるパンプスは、デザイン性の高さと歩きやすさの両方を備えたもの。「どんな服装でも、靴が素敵だとコーディネートが決まる」というのを実感できる、頑張らなくても格好いい一足です。

デザインに主張のある靴は、格好良さと引き換えに我慢が必要と思っていましたが、そんな心配は無用。このブランドのデザインを長らく手掛けているデザイナーの知見と、熟練の職人のこだわりによって完成された靴は、頑張らなくても格好いいんです。

足と靴がちゃんとフィットして歩きやすいようにと、甲部分は深めです。足入れ部分をアシンメトリーにしているので、履いたときにすっきりとして見えるのもポイント。どんなボトムスに合わせても重く見えず、バランスが取りやすいと思います。

角ばったデザインの赤いヒールは、3.5cmとちょうど歩きやすい高さ。角ばったデザインなのでわかりにくいのですが、地面に触れる面積が大きく、安定感があって歩きやすさも考えられているのがわかります。

このブランドは立ち上げからずっと同じ女性のデザイナーが担当されています。流行が移り変わっても芯がぶれず、「履きやすくてかっこいい靴を」という気持ちで生まれる靴は、ヒールの高さや仕様にまで細かい配慮がされているのが分かります。そんなこだわりが、大人の女性のニーズにぴったりとはまるのだと思います。

このブランドの靴はすべて日本国内で、熟練の職人による手作業で仕上げています。革は天然素材なので、伸び方が部位によって異なります。機械任せにせず、一足ずつ職人が手で引っ張り、無理なく仕上げることで、足馴染みの良さを実現させているんです。

中敷きにも本革を使用しているので、汗をかいてもすぐに吸収。パンプスを履くと足汗によって靴の中で足が滑り、変な力がかかってしまうことがあります。それが、疲れやすさにつながるのですが、本革の中敷きだとそのお悩みが解消できます。

甲革（つま先側）は裏革を貼っておらず、1枚革仕様になっています。その為、見た目以上に柔らかく、履く人の足の特徴に合わせて馴染みやすくなっています。一方履き口周りには裏革を貼っているので、保形性がありシルエットが損なわれない仕様になっております。ワイズはE相当ですが、履くとそれ以上にゆったりとした履き心地なのも特徴です。

撮影の際に、当店のモデルに履き心地を聞いてみたところ、「靴の幅が細く見えるので、もしかするときついかもな…と思ったけど、足入れしたら全然きつくなかったので、びっくり。ヒールの高さもちょうどいいし、安定感もあるので、履きやすいです」とのこと。

サイズは、22cmから0.5cm刻みで25cmまであります。普段穿いているサイズと同じサイズをお選びください。

22cmからご用意しているので、足が小さくて、普段なかなか自分に合うサイズが見つからないという方にもおすすめです。

「パンプスは足が痛くなるもの」と思ってしまう方も少なくないと思います。そういう固定概念が払拭されるのは、デザインから完成に至るまでを、こだわりを持った方々がちゃんと携わっているから。効率重視で大量生産する靴にはない贅沢な穿き心地をぜひお試しください。