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次亜塩素酸製品の再販売について

ストア:LABORATORIO掲載日:2020/06/09
マルクトではこれまでに次亜塩素酸製品の「C E L A」および「Z」を販売してきました。ご承知のように今月に入ってから、各メディアによって次亜塩素酸水についてさまざまな記事が報道されるようになり、マルクトでは一旦商品の掲載を中止することにしました。信頼できる商品であるという確信に揺らぎはありませんでしたが、その間メーカーから情報を収集し、再度その安全性と有効性を私たちなりにじっくりと検討してまいりました。そして改めて商品としての信頼性を確認できたため、ふたたび販売を開始することといたしました。お客様にはその間、ご心配をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます。

再販売する商品は次亜塩素酸水溶液「C E L A」です。しばらくパッケージの欠品により休止しておりましたが、メーカーから再販可能との連絡が来ました。そのため「Z」については今後販売を取りやめることとします。(内容は同じ商品です)
容量は5、10、20リットルの3種類となります。

このところのメディアで報道されている内容については誤解や取り違え部分が多くあります。

たとえば「次亜塩素酸水を噴霧し、吸引したことによる被害報告が複数あった」と報道されましたが、その後の調査により、いずれの場合も、有害な「次亜塩素酸ナトリウム水」を誤って噴霧していたことが明らかになっています。

また、厚労省による「学校施設での次亜塩素酸を含む消毒液の噴霧を取りやめるよう要請」「W H Oは消毒液の噴霧を禁止している」との一部報道は、消毒液ではない次亜塩素酸水・次亜塩素酸水溶液には当てはまりません。(後日、厚労省は「次亜塩素酸水」ではなく「次亜塩素酸ナトリウム水」についてであると認めています。
参考:https://www.town.minobu.lg.jp/corona/2020-0601-soumu-hunnmuki.html
ただし、当該サイトでは「食品添加物でない製品は安全ではない」との初歩的な誤解が見受けられます。)

次亜塩素酸水の空間噴霧については、厚労省は一定の基準内であれば問題ないとの立場であり、マスコミの無知に由来した誤解によってネガティブな報道が広まってしまっているのが現実です。 ただし似た名称のものが多くわかりづらいなど、名称によって取り違えが生じやすいことは、製品の業界としては反省すべき点かと思います。

次亜塩素酸水・次亜塩素酸水溶液は、正しく理解し使用するかぎり安全性に問題はなく、むしろ各種ウィルス・菌に対して非常に有効な商品であることは試験データによって証明されています。CELAは第三者機関による有効性試験、安全性試験を多数取得し、長年さまざまな現場で使用されてきた信頼性の高い商品です。(安全性・有効性に関する試験データは厚労省よりインターネット上での公開が認められていません。内容に関してお知りになりたい方はメーカーまで問い合わせください。株式会社ビッグホワイ www.bigwhy.co.jp )
再販売にあたり、次亜塩素酸水について、そしてマルクトが扱う「C E L A」について、以前の商品説明を大幅に見直して、できるかぎり正確にわかりやすくお伝えすべきだと思い、Q&A方式に内容を変更して掲載することにしました。これを読めば「C E L A」が安心・安全な除菌・消臭水であることをきっとお分かりいただけるかと思います。(以前取り扱いしていた「Z」についても同じ内容が当てはまりますのでご安心ください。)

Q&A

Q:「CELA」はどのように作られていますか?
A:次亜塩素酸水は大まかに2種類の製造方法があります。そのうち、厚労省が「次亜塩素酸水」と認定しているものは電解方式によるもの。それに対してCELAは混和式と呼ばれ、溶液を混ぜ合わせて製造する方式です。そのためC E L Aは「次亜塩素酸水溶液」と表示していますが、製造方法が異なるだけで性質は「次亜塩素酸水」と同じです。原料は次亜塩素酸ナトリウムと希塩酸。それらを特許取得した技術により希釈混合し、PH6.5、濃度50ppmで生成されています。


Q:「次亜塩素酸ナトリウム水」と「次亜塩素酸水溶液・次亜塩素酸水」の違いは?
A:名前が非常に似ているため「次亜塩素酸ナトリウム水」と混同されがちですが、CELAは「次亜塩素酸水溶液」。この二つは「次亜塩素酸」という殺菌力に優れた成分を含んでいるところは同じですが、溶剤としての性能や安全性はまったく異なります。CELAは原料に次亜塩素酸ナトリウムを使用しますが、生成過程の化学反応によって「次亜塩素酸水溶液」となります。

(次亜塩素酸ナトリウム水) 強アルカリ性、除菌力○、安全性×

(次亜塩素酸水・次亜塩素酸水溶液)弱酸性、除菌力○、安全性○
  

Q:「CELA」を肌につけたり、吸い込むと危険ですか?
A:「次亜塩素酸水・次亜塩素酸水溶液」は長年の研究により人体への影響がないとされています。ラットを用いた 90 日間の吸入毒性試 験では,雌雄ともに特記すべき変化は見られないことが報告されています。 (福崎智志「次亜塩素酸の科学 -基礎と応用-」) CELAにおいても第三者機関による安全性試験により、肌への付着、吸引、飲込み時の安全性が証明されています。たとえば水道水との成分比較分析においてほとんど変わらないレベルの結果となっています。
(注意)CELAは「医薬品」でなく「雑貨」のため、人体への使用を推奨できません。使用は個人の判断でお願いします。安全性は証明されていますが、吸い込んだり、飲んだりしないでください。


Q:CELAを空間噴霧することで除菌効果はありますか?
A:直接CELAを使用した場合よりも少し濃度が落ちますが、除菌・消臭には十分な効果があります。(室内の壁や床、家具などの固形物に付着した菌やウィルスの除菌の場合の検証。噴霧する加湿器は広さに見合った能力の次亜塩素酸水対応のものをご使用ください。安全性は確認されていますが、噴霧する際は人がいない空間でおこなってください。)

訂正:上記のように、当店ではメーカーのデータを信頼し、空間噴霧を推奨してまいりました。ただし、実際の生活空間内においては様々な要因に左右されうること、適切な濃度管理のガイドラインが求められるなどから、公的機関による判断を待つことに致します。当面噴霧はお控えいただくよう改めさせていただきます。ただし、その他の方法による除菌・消臭についての有効性に疑念はないと思われます。使用法を適切に守って使用される場合、エタノールや次亜塩素酸ナトリウム水に対してより有効であるという立場に今のところ変わりはありません。(6/16)


Q:CELAは新型コロナウィルスの除菌に効果がありますか?
A:CELAは新型コロナウィルスに対する有効性試験は受けていないため効果は不明です。
  ただし、次亜塩素酸水については以下のような報告も上がっています。

「次亜塩素酸水で新型コロナ不活化「30秒以下で」 北海道大学とエナジック社が実証」
(沖縄タイムス5月15日)

「新型コロナウイルスに対する次亜塩素酸水の不活化効果を証明」
(帯広畜産大学ホームページ・5月14日、26日)


Q:CELAの使い方を教えてください。机など物に直接スプレーするのですか?
A:かならず原液のまま薄めずにご使用ください。CELAには汚れを落とす力はありません。目視できる汚れがある場合は中性洗剤等であらかじめ汚れを除去してからお使いください。CELAは除菌と消臭を目的に生成されています。


Q:CELAは開封後どのくらい効果が期待できるのですか?
A:CELAは少量生産で常に新鮮な状態でお届けしております。(メーカー直送)
開封後ではなく到着後3か月以内でお使いいただくのが理想です(最長6ヶ月間有効)。
直射日光には弱い性質ですので保存は暗所でお願いします。


Q:CELAは食品添加物ですか?
A:CELAは食品添加物ではありません。
一般に食品添加物=「口に入っても大丈夫=安心・安全な商品」と思われがちですがこれは全くの誤解です。一部のサイトにおいて、「厚労省の認めた『次亜塩素酸水』は食品添加物だから安全で、そうでない『次亜塩素酸水溶液』は安全でない」との論調が見受けられますが、矛盾しています。なぜなら劇毒物である硫酸や塩酸、次亜塩素酸ナトリウムも食品添加物だからです。「食品添加物=安全」という言葉には注意が必要です。
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