靴下の生産過程で図らずも出てしまった残り糸。これを活用して作った、わざわざオリジナルの残糸ソックス(S・Mサイズ)が再入荷しました。

残り糸にはウールなどの高級糸からポリエステル、コットン、色んな糸があります。靴下を作る為には余剰分を含めた量で糸を用意し生産をかけるため、必ず糸が残ります。残った糸はどうしようもなくなると焼却処分になってしまったり、それでもいい糸はもったいなくて倉庫に眠ったままになってしまう。そんな話を長野の靴下メーカー、タイコーさんから聞きました。

これはなんとかせねばならん！ということで使われずに眠っていた残り糸を掘り出して編んだ靴下がこの残糸ソックスです。タイコーさんに残糸が出たら、糸を選んで編むというサイクルのため、毎回違う色合いの靴下を作っています。そのためオンラインストアでは購入時に色をお選びいただくことができませんが、おみくじのような楽しさを味わってもらえたらと思います！

価格は2足で1,000円(税抜)。価格にもこだわりました。靴下は消耗品。だけどいいもの欲しいし、毎回高い靴下は厳しいし、それなりのものは欲しい。思索を繰り返した結果、これまた長野にある藤原印刷さんの工場内に眠る残紙をパッケージとして利用することに。残糸を残紙でくるんでお届けすることでコストダウンしました。

今回の再入荷でLサイズ(26～28cm)以外が揃いました。S・Mサイズは人気のためすぐ品薄状態になるかもしれませんが、現在タイコーさんに生産を頑張っていただいており、今後数か月でどのサイズも順次入荷する予定ですのでご安心ください。

工場に余った糸との出会いも一期一会。あの時の糸良かったからもう一度！とならない事も多いのですがそれもまた残糸ソックスの魅力です。毎回入荷の度にこの「限定感」を楽しんでいただきたい。そしてこれを使うことで、生産過程で生まれる廃棄物の減少に少しでも貢献できているのだと感じていただけたら幸いです。