ただ今、冬真っ只中の東北地方。
縁日のある岩手県一関市も、朝晩の気温は毎日氷点下です。
こんな寒さが続くと、暖かいスープやお鍋、ホカホカのご飯がいっそう恋しくなってしまいますね。
本日は、そんな寒さ厳しい東北で生まれながらも、いつもの食卓に温かさをプラスしてくれる。そんな道具たちを紹介していきたいと思います。
冷たさを感じない鉄「南部鉄器」
鉄と聞くと無機質で冷たいイメージを持ってしまいませんか?
南部鉄器は、鉄でありながら温かみを感じられるような空気感を演出してくれ、使えば体にも良いことがたくさんある素敵なアイテムなんです。
鉄瓶屋が作るスキレット
南部鉄器は、熱の伝わり方が均一で料理に満べんなく熱を通します。
スキレットで作った料理をそのまま食卓へ。
料理も冷めにくく、美味しい状態を長く維持してくれる優れものです。
(※鉄部分は熱くなっているので、火傷をしないようご注意ください)
ゆるり|鉄瓶屋が作るスキレット(en・nichiオリジナル取手掴み付き)
鍋敷き
あつあつのお料理を鍋ごと食卓へ置く時に。
鉄なのでしっかりとした作りと重みで、安定感があります。
南部鉄器はカラフルな商品も多い中、こちらは落ち着いた色とつくりで、お料理の邪魔をしません。
鉄野菜
使い方は一般的な鉄たまごと同様。
お湯を沸かす時や、ご飯を炊く時、お味噌汁を作る時などに一緒にいれて調理するだけで、簡単に鉄分補給ができるキッチンアイテムです。
「木の温もり」を楽しむ
優しい木の温もりは、見ているだけで温かさを感じられます。
鍋敷兼カッティングボード
お料理の盛り付けに使えるカッティングボードとしても、鍋敷きとしても使える優れもの。
こちらは岩谷堂箪笥を作る際に出る端材から作られています。桐材なのでとても軽く、漆塗装によるツヤも素敵な食卓を演出してくれます。
Iwayado craft|鍋敷兼カッティングボード
食卓に「色どり」を
MITSUROU WRAP
オーガニックコットン、ゴールデンオーガニックホホバオイル、そして岩手県八幡平市のミツロウを掛け合わせて作られた、人にも自然にも優しいミツロウラップです。
最初は少し固いですが手で温めることで柔らかくなり、好きな形に変形できます。被せたり、包んだり、使い方は様々。ただし、ミツロウが溶けてしまうため熱いものには使用できませんのでご注意ください。
en・nichi|MITSUROU WRAP 蜜蝋ラップ
OTEFUKI
こちらもオーガニックコットンを使用し作られています。
生地を染めている染料も、赤ちゃんが誤って口に入れてしまっても大丈夫なくらい人体に影響のない、安全なものを使用しているため、食卓に置いても安心です。
食事時のお手ふきとして、台拭きとして、小物で彩りを付けたい時におすすめです。
いかがでしたでしょうか?
まだまだ寒い季節は続きますが、温かい空間で、温かいお料理を食べ、この冬を乗り切りたいですね。
縁日にはご紹介した他にも、お弁当包みにちょうど良い「suzume no AZUMAFUKURO」や、料理の際のエプロンとしての「KAPPOGI」など、おいしい食卓に役立つ東北の道具がございます。
今後もみなさんの生活をちょっとだけ豊かにできる、そんなラインナップを増やしていく予定ですので、ぜひこれからもお店を覗いていただければ嬉しいです。
ストア紹介
縁日
大正7年(1918年)創業、岩手県一関市の染物屋・京屋染物店(en・nichi)が運営するセレクトショップ「縁日」。
東北のものづくりを中心に、丁寧に作られ、丁寧に使いたくなる暮らしの道具をセレクトし、...もっと見る