ジン専門店のKINOが作る、様々な草根木皮(ハーブ・スパイス)を使い香りを組み立てる「ジン」の世界観を、性別や年齢を問わずに楽しめる「シロップ」で表現した、ノンアルコールのボタニカルシロップ。
この「陽(ひなた)」は、四つの植物(カシア、シナモン、シナモンリーフ、レモン)が持つ香りを源に、流れる一本の線になるイメージで作られています。
グラスに注いでまず香るのはカシアの力強さ。カシアはニッキとも呼ばれ、日本では和菓子に使われる素材としても知られています。甘い香りと爽やかさ、辛味を持つのが特徴です。
カシアの力強い香りの後に、シナモンの優しい口当たり、そしてシナモンリーフの甘みが感じられます。最後はレモンの酸味で切れよく味わうことができます。香料や保存料等の添加物は使われておらず、選びぬかれた素材を絶妙なバランスで組み立てることで、唯一無二の味わいを生み出しています。
KINOでは陽を「ボタニカルシロップ」と表現しています。一般的にシロップというと、果実を漬け込んだ甘いものを思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれませんが、甘みは口の中に残らない程度。
シロップというワードから想像する甘さとは異なり、ハーブ・スパイスの香りを引き立てるために糖分が加えられ、ちょうど良い甘さに仕上がっています。普段お酒を飲む方も、飲まない方も楽しめる味わいです。
また「ノンアルコール」と聞くと、一般的には「ジュース」と思われることも多いかもしれません。ですが草譯はジュースとは異なり、またアルコールが入っていないということだけではない奥深い味わいを有しています。
シロップでありながら甘いだけでなく繊細な香り。アルコールとノンアルコールのどちらにも当てはまらないような、新しい楽しみ方を味わわせてくれる製品です。
KINOがボタニカルシロップの製造において大切にしていることは「新しい香りを作る」ではなく、「素材それぞれが最高の働きをする環境を作る」ことだといいます。
何十種類もの素材を合わせて香りを複雑にするのではなく、1つのポジションに1つの素材。使う素材に明確な意味をもたせることを大切に考えて作られています。
瓶を開けてから直接漂ってくる香りから、飲んで鼻から抜ける香りへ。そして、飲み終わったグラスに残る香り。「次第に変化していく香りを楽しめる点も、ジンに似た要素です」と野村さんは言います。
陽は例えばロックやソーダ割りなど、お酒と同じように様々な味わい方を楽しめます。ビールや焼酎、ジンなどに加えればカクテルとして楽しむことができます。
翌日も仕事だから、この後に家事が残っている等々、様々な環境で今日はお酒を飲めない方もいらっしゃるかもしれません。そんな時にも陽を。ジュースや他のノンアルコール飲料とはまた違った、お酒をゆっくり嗜むようなほっと一息つく時間を過ごしてみてください。
陽を爽やかに楽しむ場合はこちらのレシピがおすすめです。
『プラム陽』レシピ
・陽 50ml
・梅シロップ 60ml
・炭酸水 100ml
甘味が強ければレモン果汁を加え、甘味を調節してください。炭酸水をお水に変え、お湯割りの要領で温めていただくのもおすすめです。お酒がお好きな方は梅シロップを梅酒に変えてもお楽しみいただけます。
お湯割りもおすすめ。湯気とともに香りがふわっと立ち、心地よい甘さが広がります。どの飲み方でも香りの良さが光り、またそれぞれの味わい方によって香りや味は繊細に変化をしていきます。アルコールで割っても、アルコール以外と割っても楽しめるのが魅力のひとつでしょう。
他にも食前酒のように楽しんだり、温めて寝る前のひとときに。休日の夜や、本を片手にゆっくりしたい時、会話を楽しみたい時にも。楽しみ方に合わせて、ちびちびとお酒のように楽しめて、ゆっくりと時間をかけて味わうことができるのも良さのひとつです。
わざわざでは、KINOのボタニカルシロップ「陽」と「草譯(くさわけ)」を1本ずつセットにしたギフトをご用意しています。スパイス・ハーブによる香りの違いを楽しめて、どちらもほどよい甘さで飲みやすい味わい。手土産や贈りものとしても喜ばれるセットです。
ボタニカルシロップ 陽についてここまで詳しくご紹介してきましたが、百聞は一見にしかず。この豊かな香りと味わいを知っていただくには、実際にお試しいただくのが一番です。
まずは試してみたい方や、ちょっとした手土産にもちょうどいいミニボトル(200ml)をご用意しています。ぜひご活用ください。
ちょっと一息つきたいときや、リフレッシュしたいとき。シュワっとソーダが飲みたくなりませんか?ざわざではご自宅でソーダを楽しむためにぴったりな商品を多数ご用意しています。お気に入りのシロップや涼しげなグラスを揃えて、冷たいドリンクと一緒に季節の移ろいをお楽しみくださいませ。
長野県松本市にあるジン専門のバー「KINO」。店主の野村仁嗣さんは和歌山県出身。25歳でバーテンダーを志し、バーの街としても知られる松本へ2014年に移住。修業期間を経て2019年7月にKINOをオープンしました。
KINOはジン専門店のバーながら、幅広い世代の方に楽しんでもらえるような空間、「ジンがある場所」といった感覚で足を運んでもらえるようなお店を目指して営業を開始。しかしオープン後間もない翌年よりコロナ禍でKINOの休業を余儀なくされ、様々な業種の方々が苦しむ中、お酒を扱うバーも例に漏れず苦しい期間を過ごしたといいます。
その中でノンアルコールドリンクの思案・試作を始めたという野村さん。故郷・和歌山の特産品である生姜と、スパイスやハーブの組み合わせで独自の香りを作り上げていくジンの考え方をヒントに、ノンアルコールのシロップという形で香りを楽しむ「草譯(くさわけ)」を完成させました。
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- カテゴリ
- フード・ドリンク > ジャム・シロップ > シロップ
- ブランド
- KINO
- タグ
- 父の日
- 原材料
- グラニュー糖(国内製造)・レモン果汁・カシア・シナモン・シナモンリーフ
※グラニュー糖の製造工程において動物性のものは使用しておりません
- 内容量
- 200ml、720ml
- 保存方法
- 常温(冷暗所)にて保存
※開封後は要冷蔵
- 賞味期限
- 製造日から6ヶ月
※ご注文のタイミングにより、賞味期限まで3週間程度のものをお届けする場合がございます。予めご了承ください。
- 製造者
- KINO 野村仁嗣(長野県松本市)
- わざわざ取扱開始年
- 2022年
- その他
- ・保存料をはじめとした食品添加物は一切使用しておりません。
・開封後はなるべくお早目にお召し上がりいただくようお願いいたします。
・開封後は冷蔵庫にて保管しなるべく早めにご使用ください。
2023年9月にKINO「草譯・陽」のボトルデザインが変更となりました。写真は旧デザインのものです。